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yumで速いリポジトリを自動的に選択するには 北浦訓行 |
Fedora Coreのyumコマンドは、ミラーリストから適当なサーバを選択してパッケージのアップデートなどを行う。運良く速いリポジトリに当たればいいが、遅いリポジトリに接続してしまうと、アップデートに時間がかかったり、接続がタイムアウトしたりする。
「yum-fastestmirror」というプラグインをインストールすると、そうした事態を防ぐことができる。yum-fastestmirrorは、ミラーリストから速いリポジトリを自動的に選択してくれる。Fedora Extrasにパッケージが用意されているので、yumコマンドでインストールできる。
# yum install yum-fastestmirror |
yum-fastestmirrorを利用するために、特に何かをする必要はない。これまでどおりにyumコマンドを実行し、「Loading "fastestmirror" plugin」と表示されれば、yum-fastestmirrorは有効になっている。
# yum check-update |
ネットワークの状況にもよるが、yumが非常に高速になることを実感できるだろう。
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