Linux Tips |
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ハードディスク使用率をグラフィカルに表示するには
北浦訓行
2006/7/6 |
Baobab(http://www.marzocca.net/linux/baobab.html)は、gtk+対応のハードディスク分析ツールだ。これを利用すると、ハードディスクの使用率をグラフィカルに表示できる。
BaobabのWebサイトには、ソースのtarボールが用意されている。また、DebianのパッケージやGentooのPortageへのリンクもある。Fedora Core 5の場合はFedora Extrasにパッケージが用意されているため、以下のコマンドでインストールできる。
インストールが完了したら、[アプリケーション]メニューの[アクセサリ]−[Baobab]でBaobabを起動できる。
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Baobabの起動画面。自動的にファイルシステムの総使用量が表示される |
[アクション]メニューの[ファイルシステム全体のスキャン]またはツールバーの[ファイルシステム全体をスキャンします]ボタンをクリックすると、各ディレクトリの使用量が表示される。
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ディレクトリ名の左にある三角をクリックすると、サブディレクトリごとの使用量が表示される |
上記の画面で、特定のディレクトリを右クリックして[グラフィカルなマップ]を選択すると、そのディレクトリにおけるファイルの使用状況が、色分けされた帯で表示される。
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マウスポインタを帯の上に合わせると、ファイル名が表示される |
Baobabはローカルハードディスクだけでなく、ほかのコンピュータのハードディスクも調べることができる。[アクション]メニューの[リモート・フォルダのスキャン]またはツールバーの[リモートのフォルダをスキャンします]ボタンをクリックすると、[リモート・フォルダへの接続]ダイアログボックスが表示される。[サービスの種類]で接続の種類を選択して相手先の情報を入力すると、指定したコンピュータのハードディスク(リモート・フォルダ)が表示される。
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[サービスの種類]で[Winodws 共有]を選択すると、Windowsの共有フォルダの使用量を表示できる |
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