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手書き認識で文字を入力するには

北浦訓行
2006/8/3

 「手書き認識」機能を使えば、読み方が分からない漢字も入力できる。

 Fedora Core 5の場合、Fedora Extrasに手書き文字認識エンジンTomoe(http://tomoe.sourceforge.jp/cgi-bin/ja/blog/index.rb)やSCIM用モジュールなどが用意されており、yumコマンドでインストール可能だ。以下のコマンドを実行すると、依存性のあるパッケージ(tomoe、libtomoe-gtk)も一緒にインストールされる。

# yum install scim-tomoe

 インストールが完了したら、X Window Systemを再起動する。SCIMを起動してパネル上の[SCIM]ロゴを右クリックすると、メニューが表示されるので[手書き認識]を選択する(画面上部のパネルにあるSCIMのアイコンを右クリックしてもよい)。

[手書き認識]の起動

 [手書き認識]ダイアログボックスが表示されたら、ボックスにマウスで文字を描く。すると、ダイアログボックス下部に候補の漢字が表示される。文字をクリックすると、その文字がテキストエディタなどに入力される。

[手書き認識]ダイアログボックス

 描いた文字が認識されない場合は、[フィットさせる]ボタンや[検索]ボタンをクリックしてみる。それでもダメなら、[クリア]ボタンをクリックして再度漢字を描いてみるとよいだろう。

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