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Fedora Core 6でLZH形式の圧縮ファイルを展開するには

北浦訓行
2007/1/18

 Fedora Core 6(FC6)には、lhaコマンド(LHa for UNIX)が用意されていない(注)。そのため、デフォルトではLZH形式の圧縮ファイルを展開できない。ここでは、FC6でLZH形式の圧縮ファイルを展開する方法を紹介する。

注:原稿執筆時点では、Fedora Extrasにも存在しない。

 Fedora Core 5(FC5)用のRPMパッケージ、もしくはほかのディストリビューション用のRPMパッケージをインストールすれば、lhaコマンドが利用できる(注)

注:FC5用とVine Linux 4.0用のパッケージをインストールしたが、両者とも問題なく使用できた。

RPMパッケージ:
FC5用のlha
ftp://ftp.riken.go.jp/fedora/core/5/i386/os/Fedora/RPMS/lha-1.14i-19.2.1.i386.rpm
Vine Linux 4.0用のlha
http://ring.asahi-net.or.jp/pub/linux/Vine/Vine-4.0/i386/Vine/RPMS/lha-1.14i-0vl9.i386.rpm

 まず、wgetコマンドでRPMパッケージをダウンロードして、下記のようにrpmコマンドでインストールする。

# rpm -ihv lha-1.14i-19.2.1.i386.rpm

 これで、GNOMEの書庫マネージャなどでもLZH形式の圧縮ファイルを展開できる。

 万一、上記のインストール方法でエラーが発生する場合は、ソースRPMパッケージを再構築することでインストールできる可能性がある。再構築の方法は、以下のとおりだ(ここでは、Vine Linux 4.0用のSRPMを使用した)。

# rpmbuild --rebuild lha-1.14i-0vl9.src.rpm
# cd /usr/src/redhat/RPMS/i386
# ls
lha-1.14i-0vl9.i386.rpm  lha-debuginfo-1.14i-0vl9.i386.rpm
# rpm -ihv lha-1.14i-0vl9.i386.rpm

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