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SELinuxのログの出力先を変更するには
北浦訓行
2007/2/1 |
Fedora Core 6の初期設定では、SELinuxのログはカーネルログとして/var/log/messagesに記録される。ここでは、SELinuxのログを別のファイルに出力する方法を紹介する。
rootでログインして、/etc/syslog.confに以下の行を追加する。ここでは、/var/log/selinux.logというファイルに出力する。
kern.err /var/log/selinux.log ←追加 |
/etc/syslog.confに追加する内容
上記の記述が完了したら、以下のコマンドでsyslogを再起動する。
これで、SELinuxのログが/var/log/selinux.logに記録される。ただし、kern.errで定義されているほかのログも記録されるので注意が必要だ。
Jan 22 16:01:20 athlon2000 kernel: audit(1169449280.242:9):
avc: denied { write } for p
id=3893 comm="tapdisk" name="vmdisk" dev=hda5 ino=2735562
scontext=system_u:system_r:xend_
t:s0 tcontext=user_u:object_r:user_home_t:s0 tclass=file |
selinux.logの例
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