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ファイル一覧データベースを更新するには(mlocate編) 北浦訓行 |
これまでFedora Coreでファイルやディレクトリを検索する場合には、slocate(注)が使われていた。しかし、現在のFedora Coreでは、「mlocate」が採用されており、ファイル一覧データベースを更新するコマンドなどが変更されている(locateコマンド自体は同じ)。ここでは、ファイル一覧データベースを更新する方法を紹介する。
注:ファイルやディレクトリを素早く探すにはを参照のこと。 |
updatedbコマンドを利用すれば、ファイル一覧データベースを更新できる。ちなみに、この処理にはしばらく時間がかかる。
# updatedb |
locateコマンドはファイル検索を高速に行えるが、データベース更新以降に新規作成されたファイルは検索できない。
また、ファイル一覧データベースは、cron.dailyによって毎日午前4時2分に自動的に更新される。別の時間に設定する場合は、/etc/crontabを変更する必要がある。
ちなみに、mlocateでは/var/lib/mlocate/mlocate.dbにファイル一覧データが保存される。
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