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	Nautilusのポップアップメニューに項目を追加するには 北浦訓行 2007/3/20

　Nautilusでファイルやフォルダのアイコンを右クリックすると、ポップアップメニューが表示される。ここでは、このポップアップメニューにユーザー独自の項目を追加する方法を紹介する。

　Nautilusのポップアップメニューに項目を追加するには、「nautilus-actions-config」というプログラムを使用する。Fedora Core 6には、このプログラムをパッケージ化した「nautilus-auctions」というパッケージが用意されているので、yumコマンドでインストールすることが可能だ。

# yum install nautilus-actions

　インストールが完了したら、［システム］メニューの［設定］−［他の個人設定］−［Nautilusアクションの設定］を選択して、［Nautilusのアクション］ウィンドウを表示する。

［Nautilusのアクション］ウィンドウ

　［追加］ボタンをクリックして［新しいアクションの追加］ダイアログボックスを開き、必要な設定を行う。

［新しいアクションの追加］ダイアログボックス

　［引数の並び］については、その右側にある［Legend］ボタンをクリックすると、引数の凡例が表示される。また、［条件］タブをクリックするとその項目を表示する条件を指定できる。さらに、［追加の条件］タブをクリックすると、ファイルが存在する場所（例えばWindows上の共有ファイルなど）に応じてメニューの表示／非表示を指定できる。

［新しいアクションの追加］ダイアログボックスの［追加の条件］タブ

　設定が完了したらダイアログボックスを閉じて、［Nautilusのアクション］ウィンドウを終了する。

　再度ログインすると、Nautilusのポップアップメニューに設定した項目が表示される。

設定した項目が追加されたNautilusのポップアップメニュー

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