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Outlook Express

更新日:2006/03/31

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間違いメールの発信を予防する方法
メールの内容を推敲したり、あて先などをじっくり確認するために、メールを作成しても、すぐには送信したくない場合がある。 / このような場合は、明示的な指示があるまでメールの送信を保留するように設定しておくとよい。 / 送信が保留されたメールは送信トレイに保存されるので、実際に送信するまで何度でも再編集することができる。
メールのBccフィールドを活用する
メールを送信する場合、誰にメールを送っているかをほかの受信者に公開したり、明らかにしたくないことがある。 / そのような場合はあて先フィールドとしてToやCcではなく、Bccを利用するとよい。 / Bccに記入された受信者のアドレスはメール中には記録されないので、メールを見てもだれに送信されているのかは分からない。
複数のメール・アカウントを使い分ける
用途やネットワーク接続の状況によってメール・アドレスやメール・サーバを使い分けたいことがある。 / このような場合は、メール・ソフトウェアの持つ複数アカウントの定義機能を利用するとよい。 / ただし同一のメール・サーバで複数アカウントを使い分ける場合は、1つのアカウントでのみ受信を有効にしておく。
不適切なメールの返信アドレス設定に注意
インターネット・メールにおいて、送信者の電子メール・アドレスを指定するには2種類の方法がある。 / 一般的にはFrom:が使われるが、別のアドレスへ返信してほしい場合はReply-To:を利用してもよい。 / だがメーリング・リストなどではトラブルになる可能性が高いので、Reply-To:はなるべく使わないようにするべきである。
Outlook Expressでメッセージ内のテキスト文字列を検索する
Outlook Expressでメール・メッセージ内のテキストを検索しようとして[F3]キーなどを押しても、別の検索ダイアログが表示される。 / メール内のメッセージを検索するには、メニューから[検索]−[メッセージ内のテキスト]を選ぶ必要がある。 / テキストのみの表示にしているとこのメッセージ内検索機能が利用できないので、必要ならばHTML表示モードに切り替えてから検索を実行する。
Outlook Expressのフォルダを最適化して領域を節約する
Outlook Expressではメッセージをフォルダという単位で管理している。各フォルダは実際には1つの.dbxファイルになっている。 / メッセージを削除しても.dbxファイルのサイズは変わらず、メッセージの占有していた部分が空き領域となるだけである。 / 最適化操作を行うことにより、.dbxファイル中の未使用領域をなくして、ディスクを節約することができる。
メールの開封確認を送受信しないようにする(Outlook Express編)
メールを開封した時間などの情報を送信元に通知する機能をメールの開封確認という。 / 開封確認では自動的にメール・アドレス情報などがやりとりされるので、セキュリティ的に望ましくないし、メーリング・リストなどへ送信するとトラブルになる可能性がある。 / 開封確認要求の送信やそれに対する応答は常に無効にしておくのがよい。
ポートのリッスン状態を調査する
あるTCPのポートがリッスンされているかどうかを調べるにはtelnetで接続してみるとよい。 / netsh diagコマンドを使うと、Proxyやメール・サーバとの通信テストが簡単に行える。 / portqryコマンドを使うと、ポート・スキャンなど、より高機能な通信テストが行える。
メール・データの簡易リアルタイム・バックアップを作成する
万一のデータ消失で影響が大きいデータの1つは、日々やりとりするメール・データである。 / Windows 2000/XP付属のバックアップ・ユーティリティを使えば定期的なバックアップが可能だが、この方法でリアルタイムにバックアップを確保するのは不可能である。 / 常時接続されたメール・クライアントを2カ所で稼働させることで、リアルタイムにメールのバックアップを取ることが可能である。
Outlook Expressでメール・ボックスやニュース・メッセージの保存先ディレクトリ(ドライブ)を変更する方法
コンピュータを買い換えたときや、より大きなハードディスクに交換するときなどには、今まで受信したメール・データを移行させる必要に迫られる。 / しかしOutlook Expressでは、受信メールなどを保存している場所が分かり難い。 / Outlook Expressの機能を使えば、メッセージの保存先を特定したり、保存先フォルダを変更したりできる。
Outlook Expressで、過去のニュース・メッセージを自動的に削除しないようにするには
Outlook Expressは、メール・ソフトウェアとしてだけでなく、ニュース・リーダーとしても利用できる。 / しかしニュース・メッセージについては、デフォルト設定で、メッセージをダウンロードしてから一定時間が経過したら、メッセージをハードディスクから削除するようになっている。 / Outlook Expressのオプション設定を変更すれば、ダウンロードしたメッセージを削除しないようにするなどが可能である。
電子メールやニュース投稿で他人に迷惑をかけないためのOutlook Express設定法
Internet Explorerには、電子メール・ソフトウェアであるOutlook Expressが(OE)標準で添付されている。無償ソフトウェアにもかかわらず、OEは非常に高機能で、ユーザー人口も多い。 / ただしデフォルトの設定では、HTML形式のメールを送信するようになっている。 しかしHTML形式のメールを読めない携帯端末もあれば、テキスト以外のメールを受信したがらないユーザーも多い。 / 従ってデフォルト設定を変更して、常にテキスト形式のメールを発信するように設定するのが望ましい。
Webページを単独のファイルとして保存する方法
IEには、現在表示しているWebページのデータをファイルとして保存する機能がある。 / デフォルトでは、WebページのHTMLデータと、ページ内の画像をファイルとして別々に保存するようになっているが、この方式では、画像も含めてページを正しく表示するには、すべてのファイルをまとめて管理しなければならない。 / これが面倒なら、画像などはMIME形式でエンコードした単一のファイルとして保存することもできる。
Outlook Expressのメール・アカウント情報をバックアップする
目ぼしいWebページを見付けたときや、ToDoを思いついたときなど、忘れないように情報をメールで自分自身に送れば、情報をメール・ボックスで一元管理できるようになる。 / しかし会社と自宅など、複数のコンピュータでこれができるようにするには、各コンピュータでメール送信の設定を行う必要がある。 / こんなときには、Outlook Expressのメール・アカウントのバックアップ/リストア機能を使うと便利である。
HTMLメールをテキスト形式で読み出す
IE 6.0 SP1にバージョンアップすると、Outlook Expressにオプションが追加され、これを利用すれば、HTMLメールを強制的にテキスト形式にして読み出すことができるようになる。
Outlook Expressのメッセージ・ルールをバックアップする方法
プロファイル・フォルダのdbxファイルをコピーすれば、Outlook Expressのメッセージをバックアップすることができる。 / しかしこれだけでは、メッセージ・ルールの設定内容はバックアップされない。 / メッセージ・ルールの内容はレジストリに保存されているので、対応するキーの値をエクスポートする。
悪意のあるHTMLメールから、より確実にコンピュータを守る
Outlook Express/OutlookでHTML形式のメールを表示するときには、表示エンジンとしてIEが使われる。 / このとき、表示に適用されるゾーンを設定できる。 / 古いOutlook Express/Outlookでは、デフォルトのゾーン設定が甘いので、より制限の強い設定に変更した方がよい。
大きなサイズのファイルを分割して送受信する
数Mbytesもあるような大きなファイルをメールで送信すると、エラーとなって送信できないことがある。 / メールを小さなサイズに分割して送信することにより、大きなファイルでも送ることができる。 / Outlook Expressを始め、メールの分割送受信機能をサポートしているメール・ソフトウェアは多い。
Outlook Expressでメール・メッセージのソース情報(ヘッダ情報)を表示する
インターネットでやりとりされるメールには、メールの差出人やあて先、経由されたメール・サーバの情報などがヘッダ情報として添付されている。 / 普段はこのヘッダ全体を眺める必要はないのだが、素性のしれないメールやメールのトラブル・シュートなどで確認する必要に迫られる場合がある。 / Outlook Expressでは、メッセージのプロパティ・ダイアログでヘッダ情報を確認できる。
Outlookのフルテキスト検索処理を100倍高速化する(MSNサーチを活用する)
Outlookの標準検索機能はお世辞にも速いとはいえない。送受信するメールがうなぎ登りに増加する昨今では、到底有効な機能といえなくなってきている。 / 米Microsoftが公開したLookoutという検索アドインを利用することもできるが、こちらは日本語に対応しておらず、検索もれなどが発生してしまう。 / あまり知られていないが、インターネット・ポータル・サイトのMSNで無償公開されているMSNサーチ・ツールバーはOutlookに対応しており、これをインストールすると、正式に日本語対応された高速検索機能がOutlookに追加される。
メールの添付ファイルを削除する
ディスク領域の節約のために、メールの添付データ部分だけを削除しておきたいことがある。 / Outlook Expressならば、メール・メッセージを取り出してメモ帳などで編集し、添付ファイル部分を削除してから書き戻せばよい。 / 書き戻すと、メッセージが重複するので、不要な方を削除する。
Outlook ExpressでPOP before SMTP仕様のサーバにメールを送信する
匿名による無差別なメール送信を防止するため、ISPはメール送信時にもユーザー認証を実行している。 / その手段の1つとしてPOP before SMTPがある。 / Outlook ExpressはPOP before SMTPに対応していない。しかしタイミングによってはエラーが表示される場合はあるものの、実用上は問題なく送受信できるように設定できる。
メールの文字コードを理解する
電子メールで使用される文字コードにはさまざまなものがあり、日本語メールでも複数のコードが使用されている。 / 使用されているメールのコードはヘッダ中のContent-Type:フィールドに記録されている。 / メールの文字化けして正しく表示されない場合は、強制的にエンコーディング形式を変更するとよい。
ドラッグ&ドロップで自動的に新規メールを作成する
Webページなどの文字列を引用して、メールを作成したいことがある。 / このような場合、通常は手動でメールの新規作成ウィンドウを開いて文字列をコピー&ペーストする。 / しかし、手動で新規作成ウィンドウを開かなくとも引用したい文字列をドラッグ&ドロップするだけで自動で新規メールを作成することができる。
XP SP2のOEでHTMLメールを表示させる
Outlook Expressでは、たとえHTMLメールであっても、メッセージの内容をすべてテキストだけで表示するように設定することができる。 / いったんこのオプションを設定すると、HTML形式で内容を確認するためには、オプション設定を元に戻す必要があった。 / XP SP2のOEでは、簡単な操作でHTML形式の表示に切り替えることができる。
XP SP2のOutlook Expressでテキストの強制改行を有効にする
Outlook Expressでテキスト形式のメールを送信すると、指定された桁数でテキストが強制改行される。 / だがXP SP2のOutlook Expressではこの仕様が変更になり、空白文字の場所でしか改行されなくなった。 / この仕様変更を無効にし、従来と同様にするにはレジストリを操作する。
XP SP2のOEでHTMLメール中の画像表示をブロックする
HTMLメール中に外部Webサーバへのリンクが含まれていると、メールをプレビューするだけで外部サーバへのアクセスが発生する。 / リンク中にユニークな文字列が含まれていると、どのメールからのアクセスであるかが分かり、そのメール・アドレスが有効であるということが分かる。 / XP SP2のOEでは、外部Webサーバへのアクセスをブロックすることができる。
XP SP2のZoneIdとは?
XP SP2のIE6では、インターネット・ゾーンからダウンロードしたファイルを保存するとき、ZoneIdというセキュリティ情報を付加する。 / XP SP2では、ZoneId情報を持つファイルを実行しようとすると、実行してもよいかどうかをユーザーに問い合わせる。 / ZoneIdはNTFSのストリームとして保存されているので、非NTFSファイル・システムにコピーしたり、ストリームを理解しないアプリケーションで処理すると、ZoneId情報が欠落することがある。
メーラにデジタル証明書を設定する(Outlook Express編)
デジタル証明書は、メールへの署名や暗号化、復号化に使われる。 / 個人用のデジタル証明書は、デフォルトではインストールされていない。 / デジタル証明書をインポートして、アカウントごとに署名と暗号化の設定を行えばよい。
Outlook Expressでアクセス不能の添付ファイルにアクセスする方法
Internet Explorer 6 SP1(Windows XP SP1)から、デフォルトのセキュリティが強化され、ウイルス感染の危険がある添付ファイルへのアクセスが強制的に制限されるようになった。 / 添付ファイルにアクセスするには、ツールのオプションの設定を変更すればよい。 / 設定を変更せずに添付ファイルを展開したい場合は、メッセージの転送を指示し、転送用メッセージ・ウィンドウからファイルをドラック・ドロップする。
Windows Messengerを自動起動しないようにする
Windowsのデフォルトでは、ユーザーがログオンすると自動的にWindows Messenger が起動するようになっている。 / Windows Messengerは自分のプレゼンス情報(オンライン/オフラインなど)をメンバ間で共有できて便利だが、ときには自分のアクティビティを知られたくない場合や、プレゼンを実施するなどで、通知領域へのポップアップ表示を禁止したい場合などがある。 / Windows Messengerの自動ログオンを禁止するには、Windows Messengerはもとより、Outlook ExpressやOutlookの設定も変更(確認)する必要がある。
メール・ルール処理の優先度に注意
複数のメール・ルールを定義する場合、条件にマッチするルールが2つ以上あると、その順番や処理内容によっては意図したとおりに動作しないことがある。 / あるルールの適用後、ほかのルールを適用させたくない場合は、ルール処理を中断させるアクションを明示的に定義する必要がある。 / デフォルトのルールを表現するには、ルール定義リストの先頭に置くか、各ルールの最後に必ず処理の中断アクションを置くようにする。
メッセージ・ルールを活用する(Outlook Express編)
Outlook Expressは、受信したメールをルールに基づいて自動的に分類・整理する、メッセージ・ルールという機能を持っている。 / ルールは、メール・アドレスや件名などを基にした条件部と、条件成立時に実行されるアクション部からなる。 / ルールはメールの受信時だけでなく、指定したフォルダ中のメールに対しても実行できる。


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