ヴイエムウェアは11月12日、慶應義塾大学が「VMware Infrastructure 3」を採用したと発表した。教職員や学生など約3万3000人のユーザーが利用する事務系・学生向けのインフラとして仮想化環境を導入。100台あったサーバを12台に削減したという。サーバは1本のラックに統合され、設置面積は3分の1になった。
2007年12月から検証を開始し、2008年3月の導入決定後、2カ月で本番稼働した。システムの運用・管理は3人で行っており、同大学では3年間で約50%の人件費削減となると試算している。また、新規サーバの調達時間やアプリケーションの展開に要する時間も短縮。従来、新規ITサービスの展開に2週間程度かかっていたものが、1、2日で実現できるようになったという。
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