Mini DisplayPortコネクタ：ケーブル＆コネクタ図鑑

「Mini DisplayPortコネクタ」は、デジタルの映像・音声信号を送るための小型コネクタだ。アップルのMacシリーズによく搭載されている。コネクタ形状はThunderboltと共通だ。

[島田広道，デジタルアドバンテージ]

連載目次

ケーブルに付いているMini DisplayPortコネクタ

機器に搭載されているThunderbolt兼Mini DisplayPortのコネクタ
これはアップルのMacにThunderbolt（サンダーボルト）として実装されているコネクタの例（コネクタの上にあるアイコンもThunderboltを表している）。Mini DisplayPortとコネクタ形状は同一で、DisplayPortの機能も備わっており、DisplayPort対応ディスプレイを接続できる。

　Mini DisplayPortコネクタは、PCとディスプレイをつないでデジタルの映像信号と音声信号を送るためのものである。ノートPCやアップルのMacによく搭載されている。デスクトップPCや液晶ディスプレイでは、Mini DisplayPortよりコネクタの大きいDisplayPortコネクタの方が搭載されていることが多い。機能は基本的にDisplayPortと共通である。

　Intelが規格化した高速データ伝送技術「Thunderbolt（サンダーボルト）」では、Mini DisplayPortを使って、DisplayPortに加え、PCI Expressのデータ転送も可能にしている。

Mini DisplayPortコネクタと、その他のディスプレイ用コネクタとの比較
左からミニD-Sub 15ピン、DisplayPort、Mini DisplayPort（青い矢印）。コネクタの大きさは、DisplayPortの半分ほどに小さくなっている。

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