5分で分かる「ECM」ペーパーレスから統合管理へ(1/6 ページ)

企業がコンテンツを管理するための取り組み全般を指す「ECM(Enterprise Content Management)」の存在価値が、ここに来て再びクローズアップされつつあります。あらためてその役割と効果について整理してみましょう。

» 2014年02月05日 16時00分 公開
[吉村哲樹@IT]

はじめに

 「ECM」という用語を聞いたことがあるでしょうか?

 ECMは“Enterprise Content Management”の略称で、その名の通り「企業がコンテンツを管理する」ための取り組みのことを指します。あるいは狭義には、そうした取り組みを支援するITシステム全般のことを指します。

 しかし「コンテンツを管理する」というだけでは、何だか漠然としていてよく分からないかもしれません。そこでもう1つ、「統合」というキーワードを付け加えたいと思います。つまり、企業が社内で抱えるあらゆる種類のコンテンツを「統合して」管理するためのシステムというわけです。

 このECM、かつて「オフィスのペーパーレス化」が叫ばれた2000年代初頭に、かなり大きく取り沙汰されたものの、期待されたほど広くは普及しませんでした。しかしここに来て、その存在価値が再びクローズアップされつつあります。その最大の理由は、先ほど述べた通り、ECMがあらゆるコンテンツを「統合して」管理できるところにあるのです。

 以降では、その辺りについて掘り下げながら、ECMが具体的に何ができるもので、その導入によって企業はどんな効果を期待できるのか、少しずつ紹介していきたいと思います。

       1|2|3|4|5|6 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

AI for エンジニアリング
「サプライチェーン攻撃」対策
1P情シスのための脆弱性管理/対策の現実解
OSSのサプライチェーン管理、取るべきアクションとは
Microsoft & Windows最前線2024
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。