ストアに提出する前に、最後のテストを行う。認定要件の技術的な項目を満たしているかをチェックする自動テストと、手動での動作確認だ。
認定要件には、APIの使用に関するような細かな技術的な基準もある。それを自動的にチェックしてくれるのが「WACK」(フルネームは「Windowsアプリ認定キット」、英語では「Windows App Certification Kit」)と呼ばれるテストツールだ(次の画像)。
スタート画面にピン留めしたWACKのタイルWACKでのテストは、前述したようにWindowsストアに提出するためのパッケージを作成した際にも実行できるが、開発段階から行っておくことをお勧めする*8。
WACKは、Visual Studioに含まれている。また、ARM版(=Windows RT用)もあり、「Windows アプリ認定キット」のページからダウンロードできる。
WACKでのチェック項目は多岐に渡る。チェック項目の内容と不合格になった時の対処法は、MSDNの「Windows アプリ認定キットのテスト」を参照してほしい*9。
WACKの使い方は、画面の指示に従えばよい。おおまかな手順を次からの画像に示す。
*8 特に、Win32 APIを使ったライブラリ(C++で作成する)を利用しているときには、許可されていないAPIをうっかり使ってしまう事故を防ぐためにも開発の初期からWACKでチェックするべきである。Windowsストアアプリで利用できるWin32 APIの一覧は、MSDNの「Alphabetical list of Win32 and COM API」に掲載されている(本稿執筆時点では英語のみ)。このページに載っていないAPIを使っていてもコンパイルできるし、ちゃんと動作するのだが、Windowsストアの審査には通らない。
*9 「Windows アプリ認定キットのテスト」のページに、「x86/x64」や「ARM」と並んで「ナイキ」(Nike)というプラットフォームが載っているが、これは「Build 2011」においてWindows 8のプレビュー版が紹介されたときのデモに使われ、またその参加者に配布されたSamsung製のスレートPCのことである。
WACKの操作手順
WACKでのアプリのテストは以下のような手順で行う。
WACKによるテストの手順(その1)
WACKによるテストの手順(その3)
WACKによるテストの手順(その4)
WACKによるテストの手順(その7)Copyright© Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.
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