無事に認定されると、Windowsストアに公開される(次の画像)。
*13 Win8.1のストアでストア用の画像(50×50ピクセル)が使われる箇所では、70×70ピクセルの枠の中に置かれるようだ。この枠の塗りつぶし色は、マニフェストで指定したタイルの背景色になるようである。タイルに不透明の画像を使うからといってタイルの背景色を指定せずにおくと、この枠はデフォルトのグレーになってしまう。
公開されたWebサイトのURLは、「お客様のアプリがWindowsストアに公開されました」というメールの中に記載されている。また、Win 8以降のIEや[ファイル名を指定して実行]で有効な「ms-windows-store:」というプロトコルを使って、Windowsストアのページを直接開くこともできる(「アプリへのリンク」を参照)。
また、アプリの宣伝にはWindowsストアのロゴなども利用できる(次の画像)。
「連載:Windowsストア・アプリ開発入門」の最後となる今回は、Windowsストアに公開する手順を学んだ。
この連載では、典型的なWindowsストアアプリを作るノウハウを説明してきた。そのため、図形描画/アニメーション/DirectXによる描画などのグラフィック関係の話、あるいは、カメラやGPSなどのセンサーやBluetoothなどで接続したデバイスを利用する話、また、クラウド側での処理やそれをプッシュ配信する話など、Windowsストアアプリに可能な広い世界を紹介し切れてはいない(別の連載「WinRT/Metro TIPS」では、Windowsストアアプリでこんなこともできる、という話題も扱っている)。
しかしこの連載で学んだ内容は、Windowsストアに公開できるアプリを作るには十分なものだ。これから始める/始めたばかりの読者の皆さんには自信を持っていただけることと思う。
この連載から得たスキルをベースにして、自分が作りたいアプリへの道を歩み出してほしい。Windowsのユーザーは世界に10億人いるという(「Windows 8.1 製品ガイド: 開発者向け新機能」より)。あなたが作るアプリを待っている10億人の潜在ユーザーがいるのである。
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