本連載では、バージョン管理システム「Git」とGitのホスティングサービスの1つ「GitHub」を使うために必要な知識を基礎から解説していきます。前回から、GitHubの使い方を紹介している。今回は、検索、Pull requests、Issues、Gist、Projects、Pulse、Graphs、ダッシュボードなど、GitHubの各機能の概要を解説します。
本連載「こっそり始めるGit/GitHub超入門」では、バージョン管理システム「Git」とGitのホスティングサービスの1つ「GitHub」を使うために必要な知識を基礎から解説していきます。具体的な操作を交えながら解説していきますので、本連載を最後まで読み終える頃には、GitやGitHubの基本的な操作が身に付いた状態になっていると思います。
前回の記事「はじまりはいつもプルリク? GitリポジトリホスティングサービスGitHubとは」では「GitHub」を使い始めるための準備を解説しました。
連載第8回目の本稿では、検索、Pull requests、Issues、Gist、Projects、Pulse、Graphs、ダッシュボードなど、GitHubの各機能の概要を解説していきます。
まずは、GitHubにログインした直後に表示される「トップページ」から使用できる各機能を解説していきます。
トップページはツールバー(図1中の【1】)とダッシュボード(図1中の【9】)で構成されています。
「github.com」内のどのページでも常に上部に表示されるコンポーネントです。頻繁に使う機能にアクセスすることができます。
一般的なWebサイトと同様に、クリックするとトップページへ移動できます。
GitHub内を検索する機能を提供します。
キーワードを入力して「Enter」キーを押すとリポジトリやコード、ユーザーなどを検索できます。
クリックすると、自分が関わっているプルリクエストを表示するページへ移動できます。
プルリクエストについては、後ほど解説します。
クリックすると、自分が関わっているイシューを表示するページへ移動できます。
イシューについても、後ほど解説します。
クリックすると、Gistのページへ移動できます。
Gistは単一のソースコードやコードの断片などを保存したり、シェアしたりするための機能です。リポジトリを作るほどでもない規模のコードをシェアする場合などに役に立ちます。埋め込み用のHTMLを生成できるので、Gistに保存したコードを外部のブログ記事などに埋め込むこともできます。
クリックすると、リポジトリやGistを新規作成するためのメニューを表示できます。
クリックすると、プロフィールページや設定ページへ遷移するためのメニューを表示できます。
自分に関する情報が表示されます。
アカウント作成直後の場合、ユーザーガイドやリポジトリ作成ページへ遷移するためのボタンが表示されます。他のユーザーをフォローしたり、リポジトリを作成したりすると、ここに表示される情報が増えます。
トップページから使用できる各機能の解説は以上です。
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