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対象:Windows 10(Homeを除く)
Windows 10には、リモートからコンピュータを操作できる「リモートデスクトップ(Remote Desktop:RDP)」機能が提供されている(Windows 10 Homeを除く)。ネットワーク経由で接続して管理に利用するだけでなく、VPNで社内ネットワークに接続して自宅から社内のPCを操作するといった用途でも活用できる。
ただし、リモートデスクトップはデフォルトで有効になっておらず、事前に設定しておかないと外部から接続することができない。そこで本稿では、Windows 10でリモートデスクトップを有効にする方法を解説する。なおWindows 7でリモートデスクトップを有効にする方法は、Tech TIPS「Windowsでリモートから『リモート デスクトップ』を許可する」を参照してほしい。
リモートデスクトップ機能を有効にするには、[システムのプロパティ]ダイアログの[リモート]タブで行う方法と、グループポリシーを利用する方法がある。
[システムのプロパティ]ダイアログの[リモート]タブで設定を行う場合、この[リモート]タブを開くには幾つか方法がある。
[Windows]+[Pause]キーを押してシステムアプレットを開き、左側のメニューから[リモートの設定]をクリックすると、[システムのプロパティ]ダイアログの[リモート]タブが表示される(Tech TIPS「Windows 10でコントロールパネルの[システム]や[システムのプロパティ]を素早く開く方法」参照のこと)。
デスクトップの[PC]アイコンを右クリックして[プロパティ]を選び、システムアプレットを開いてもよい。
[コントロールパネル]を開き、[システム]をクリックすると、システムアプレットが開く。システムアプレットの左側メニューから[リモートの設定]をクリックすると、[システムのプロパティ]ダイアログの[リモート]タブが表示される(コントロールパネルを素早く開く方法は、Tech TIPS「Windows 10で素早くコントロールパネルを開く方法」参照のこと)。
[Windows]+[R]キーで[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開いて、「名前」入力ボックスに「sysdm.cpl」と入力して[Enter]キーを押す。これで[システムのプロパティ]ダイアログが開くので、ここで[リモート]タブを選択してもよい(Tech TIPS「Windowsのコントロールパネルの各アイテムをコマンドラインから起動する」参照のこと)。
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