AWS活用における便利な小技を簡潔に紹介する連載「AWSチートシート」。今回は「Amazon EventBridge」「AWS Lambda」を利用した、「Amazon Relational Database Service」(RDS)起動時にDBインスタンスクラスをチェックする方法を紹介します。
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「Amazon Web Services」(AWS)活用における便利な小技を簡潔に紹介する本連載「AWSチートシート」。今回は、「Amazon EventBridge」「AWS Lambda」を使って「Amazon Relational Database Service」(RDS)の起動を検知し、DBインスタンスクラスをチェックする処理を作ります。
筆者の関わっているシステムでは、本番以外に複数環境が準備されており、適宜テスト時にDBインスタンスクラスを変更することがよくあります。先日、負荷テストのために本番相当に変更したインスタンスを元に戻さずに、そのまま利用し続けてしまい、びっくりする金額(数日だけ、普段の10倍……)になってしまいました。
そんな失敗から、「起動時に普段と違うDBインスタンスクラスかどうかを確認すればいいのでは?」となり、作ってみました(※チェックを起動時にしたのは、DBインスタンスタイプの変更が「利用可」の状態じゃないとできないからです)。
本稿で作成するサービス構成イメージは図1の通りです。
チェックする方法の解説は最小限にとどめておきます。後述しますが、チェックしてそれを通知する方法はいくらでもあるので、皆さんの環境に合った方法をお選びください。
今回は次の手順で、環境を構築します(※対象のRDSは作成済みとします)。
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