AWS活用における便利な小技を簡潔に紹介する連載「AWSチートシート」。今回は「Amazon S3」の「バッチオペレーション」を紹介し、例としてログが保管されているS3バケットから別のS3バケットにコピーする手順を解説する。
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「Amazon Web Services」(AWS)活用における便利な小技を簡潔に紹介する本連載「AWSチートシート」。
皆さんは、「Amazon Simple Storage Service」(S3)にある大量のファイルに対して何らかの一括処理を行いたいと思ったことはないでしょうか? 今回は、そういったことがフルマネージドで可能なS3の機能、「バッチオペレーション」について、その特徴と使い方を解説します。
※S3バッチオペレーションとS3の料金については下記公式の料金説明をご覧ください。
S3バッチオペレーションは次の特徴を持ったS3の機能です。
まとめると、「S3にある大量のオブジェクトに対して、フルマネージドに処理を行える」機能です。
バッチオペレーションを利用するには下記の設定が必要です。
ここからは具体的な設定内容を見ていきます。例として、ログが保管されているS3バケットから別のS3バケットにコピーするシナリオで手順を紹介します。
構成するリソースは下図の通りです。
バッチオペレーションでの処理は次の通りです。
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