情報セキュリティの啓発を目指した、技術系コメディー自主制作アニメ「こうしす!」の@ITバージョン。第40列車は「住所の整合性」です。※このマンガはフィクションです。
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ここは姫路と京都を結ぶ中堅私鉄、京姫鉄道株式会社。
その情報システム(鉄道システムを除く)の管理を一手に引き受ける広報部システム課は、いつもセキュリティトラブルにてんてこ舞い。うわーん、アカネちゃーん。
「こうしす!」制作参加スタッフが、@IT読者にお届けするセキュリティ啓発4コマ漫画。
マンガのテーマは、「住所」です。
自動処理では一筋縄ではいかないのが、住所の入力チェックや照合です。マイナンバーカードに関わる諸問題により、住所の正規化の難しさが注目されました。
こうした正規化の問題だけではなく、マンガで取り上げた「部分一致」と「同音異字」のような問題も、住所の難しさの一つです。
日本語表記で正しく都道府県名から入力されていたとしても、部分一致で偶然他県の住所が一致してしまうことがあります。例えば、「京都府」は「東京都府中市」に部分一致します。その結果、京都府で検索したはずなのに東京都府中市の店舗が現れるというのは、よくある不具合です。場合によっては、マンガのように京都府民チェックをすり抜けたりすることもあるかもしれません。
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