3人家族+ワンコの家事育児をワンオペで担っている陽太郎さんは、エンジニアリングの知識と経験を総動員してある程度の家事育児ができるようになりました。しかし、それを知らない周囲は「何かサポートが必要なのではないか」とやきもきしています。
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こんにちは! リクルートのエンジニアリングマネジャー、高橋陽太郎です。
本連載では、家事育児ほぼ未経験の私が、エンジニアリングのスキルを生かして行ってきた「家事育児のワークフロー改善活動」を紹介してきました。例えば連載第2回では、周りの助けを求め、協力を得ることにしました。これによって、「自分1人では解決できないことも何とかできる力」を手に入れられました。
一方、大いなる力には大いなる責任が伴います。その責任を全うするために、今回もエンジニアリングスキルを生かしていきましょう。
あらためて冷静に、自分たちの現在地を整理します。
夫婦両家の親をはじめとした周囲の人は、この状況を当然心配します。もともとサポートしてもらう可能性も示唆していたので、自分たちが今どういう状況なのか、順調か、課題があるのか、説明責任を果たす必要があります。
その一方、まだまだ不慣れな家事のワークフローをこなすのに精いっぱいな状況下で、周囲の人からの「大丈夫?」という明示、黙示の質問や不安に応えていくのは容易ではありません。
しかし周囲の人は、何かサポートできることはないか、手を貸せるポイントはないかと手を差し伸べようとしてくれます。
この状況が何かに似ていると気付きました。障害対応です。
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