4人家族の家事育児をワンオペで担うことになったエンジニアリングマネジャーの陽太郎さんは、家事代行サービスを利用したいのですがどのサービスを使えばいいのか決めきれません。そこで家事のワークフローとバリューストリームマップを作成し、サポートが必要なタスクを見極めていきます。
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こんにちは、リクルートでエンジニアリングマネジャーをしている高橋陽太郎です。
エンジニアリングの知識と経験を総動員してワンオペ家事&育児をカイゼンしていく連載「家事場のシスぢから」。前回は家事代行サービスを選ぶ中で、まずは自分の困りごとを正しく分析するためにワークフロー全体を見直しました。
今回はワークフローを分析して困りごとを設定し、その困りごとを解消してくれる外部サービスを明らかにしていきます。
前回、記事の最後にワークフローを掲載しました。ワークフローによる分析はソフトウェア開発でもメジャーな方法論で、例えば『達人プログラマー』(※1)にも記載があります(※2)。本連載の執筆に当たって達人プログラマーを読み直したら、「ピニャコラーダを作るロボット向けのソフトウェア」という料理にまつわる話題が扱われていました。やはり料理とエンジニアリングは類似性が高いのかもしれませんね。
さて私の分析では、並行性を上げて作業ができるものをあぶり出し、工夫できる点はないか、逆に工夫しようがない困りごとは何なのかを、全体を俯瞰(ふかん)する中で見つける目的でワークフロー図を作成しました。
ポイントとして下記の点を意識しています。
ワークフローを書き出してみると、幾つもの気付きを得られました。例えば下記です。
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