戦略的に調整されたLinux特化型ランサムウェアが急増 「これは検出が難しい」、その理由とはチェック・ポイントがランサムウェア攻撃に関する調査結果を発表

チェック・ポイント・リサーチは、「Linux」と「Windows」に対するランサムウェア攻撃の調査結果を発表した。Linux特化型ランサムウェアは、中、大規模組織向けに戦略的に調整され、システムの破損を防ぐために重要なディレクトリを避けるなど巧妙に作られているという。

» 2023年12月14日 08時00分 公開
[@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは2023年12月11日、同社の脅威インテリジェンス部門であるチェック・ポイント・リサーチ(CPR)が実施した「Linux」と「Windows」に対するランサムウェア攻撃の調査結果を発表した。それによるとLinuxに特化したランサムウェアの活動が目立ってきているという。

画像 Linuxに特化したランサムウェアグループ

「Windowsを標的にするランサムウェアと比べて単純」

 CPRの調査では「Linuxシステムを直接の標的にしている」もしくは「クロスプラットフォーム機能を持ちWindowsとLinuxの両方を無差別に感染させる」という特徴を持ったランサムウェアグループを分析した。それによると、これまでランサムウェアは主にWindowsを標的としていたが、最近ではLinuxに特化したランサムウェアが勢いを増しているという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

Microsoft & Windows最前線2025
AI for エンジニアリング
ローコード/ノーコード セントラル by @IT - ITエンジニアがビジネスの中心で活躍する組織へ
Cloud Native Central by @IT - スケーラブルな能力を組織に
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。