レバテックは、IT人材を対象に実施した副業の実態調査の結果を発表した。それによると約4割が副業に対して興味を持っているが、副業経験があるIT人材の割合は15%程度だった。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
レバテックは2025年2月4日、IT人材3000人を対象に実施した副業の実態調査の結果を発表した。それによると、副業経験があるIT人材の割合は15%程度だった。
調査結果によると、副業に対して約4割が興味がある(「とても興味がある」が15.8%、「やや興味がある」が28.2%)と回答した。興味がある理由としては「収入源を増やしたいから」が最も多く、86.0%(複数回答、以下同)。次いで「スキルアップしたいから」(31.5%)、「自身のスキルを試したいから」(16.4%)が続いた。ただ、副業への関心は高いものの、実際に取り組んでいる人の割合は14.3%だった。
副業を始めた時期について聞くと「過去1年以内」が25.7%、「1〜3年前」が35.5%、「3〜5年前」が14.5%となっていた。副業経験者に副業のメリットを聞くと、トップは「収入が増えた」で66.4%だった(複数回答、以下同)。副業をしている人が1カ月で得ている収入は「1万円〜5万円未満」が38.1%、「5万円〜10万円未満」が22.0%、「1万円未満」が15.2%だった。
副業の労働時間については、1週間当たりの稼働日数は「1〜3日未満」が52.3%、稼働時間は「5時間未満」が35.0%、「5〜10時間未満」が36.7%だった。
所属企業での副業の規制については半数以上(52,5%)が「会社で認められていない」と回答した。副業に興味があるものの踏み出せない理由では「時間的余裕がない」が最も多く、52.3%(複数回答、以下同)。他には「会社で禁止されている」(36.6%)、「体力的に余裕がない」(31.3%)などが上位を占めた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.