@ITで公開された記事の中から、特に注目を集めた10本をランキング形式で紹介します。何が読者の関心を引いたのでしょうか。
クラウドオブジェクトストレージ「Amazon S3」(Amazon Simple Storage Service)の侵害からわずか8分で「Amazon Web Services」(AWS)管理者権限が奪取されるという衝撃的なニュースが注目を集めました。社内情報共有サービス「Microsoft SharePoint」を悪用する「AiTM」(Adversary-in-the-Middle:中間者攻撃)への対策や、「VPN」(仮想プライベートネットワーク)侵害、ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)感染時の禁止事項をまとめた記事も多く読まれており、クラウド、オンプレミスを問わず、ITインフラを狙ったサイバー攻撃への警戒感が高まっています。
本稿では2026年3月2〜8日に@ITで公開された記事の中から、特に注目を集めた10本を、記事へのアクセスや反響を基にランキング形式で紹介します。
Sysdigは、LLMを活用してAWS環境への侵入を自動化する攻撃を観測した。攻撃者は約8分で管理者権限を奪取し、19個のAWSプリンシパルを横断的に侵害した。
LPI-Japanは「インフラエンジニアの技術力と年収に関する実態調査」の結果を発表した。
Anthropicは、AIアシスタントが開発者のスキル習得に与える影響を検証した結果を発表した。実験ではAI支援を使用したグループの理解度が手作業グループより17%低かった。
OpenAIは、ChatGPTやOpenAI APIを支えるPostgreSQLの拡張事例についてエンジニアリングブログで解説した。1年で負荷が10倍増すような環境においてPostgreSQLを最適化し、毎秒数百万クエリに対応してきた取り組みだ。
思考力の強化に加え、エージェント実行能力を大きく押し上げたGemini 3.1 Pro。本稿では主要ベンチマークや機能改善を整理しつつ、「考えるAI」から「働くAI」へと進むモデル進化の方向性を、開発者視点のコメントとともに読み解く。
Microsoft Defender Security Research Teamは、複数組織を標的としていた多段階のAiTMフィッシングおよびビジネスメール詐欺キャンペーンの分析結果を公開した。
Windows 11のセットアップ時、多くのユーザーが直面する「Microsoftアカウント必須化」の壁。なぜWindowsは、かたくなにクラウドIDを使わせようとするのでしょうか? 今回は、Windowsにおける「ユーザー」の歴史をひもときながら、その真意と「現代的なメリット」を深掘りします。
OpenAIは、コーディングエージェント「Codex」のデスクトップアプリケーションを提供開始した。複数のAIエージェントを同時に管理し、並列で作業を実行できる「エージェントのコマンドセンター」として設計されているという。
USEN ICT Solutionsは、全国の情報システム担当者を対象としたセキュリティ対策の実態調査レポートを公開した。EDR未導入の企業が全体の約7割を占め、運用面の課題が明らかになった。
個人情報保護法サイバーセキュリティ連絡会は2026年1月16日、不正アクセス発生時のフォレンジック調査活用に関する資料を公表した。平時の備えや有事の証拠保全、調査会社への依頼内容などについて整理している。
AI(人工知能)によるサイバー攻撃の自動化やインフラエンジニアのキャリアパスといった専門性の高いテーマに注目が集まる中、「Windows 11」セットアップ時の「Microsoftアカウント必須化」の背景や企業の「EDR」(Endpoint Detection and Response)導入実態など、身近なIT環境に関する話題にも関心が寄せられました。最新の脅威や技術の動向を把握するためにも、情報収集を継続していくことが重要です。
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