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GUIでCD-R/RWにデータを保存するには
北浦訓行
2002/1/17
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LinuxのインストールCDを作成するにはで説明したcdrecordコマンドは、WindowsのCD-R/RWライティングソフトを使い慣れたユーザーにとっては使いにくいだろう。LinuxにもGUIでCD-R/RWに書き込むためのX-CD-Roastというソフトウェアがある。
X-CD-Roastは、GTK+で書かれたCD-R/RWライティングソフトだ。X-CD-RoastはWebサイト(http://www.xcdroast.org/)からダウンロードしてインストールするが、Red
Hat Linux 7.2には最初からインストールされている。もしインストールされていなくても、Red Hat用にはバイナリのRPMファイルが用意されているので、そのRPMファイルをダウンロードして、以下のようにインストールすればいい。
#rpm -ihv xcdroast-0.98alpha9-1.i386.rpm |
Turbolinuxなどは、バイナリのRPMが用意されていないので、SRPMファイルをダウンロードして再構築する(SRPMからプログラムをインストールするには参照)。なお、Webサイトのダウンロードページには本体のxcdroast-0.98alpha9-1.i386.src.rpmのほかに、cdrtools-1.10-1.src.rpmというファイルもあるが、試した限りではダウンロードする必要はないようだ。xcdroast-0.98alpha9-1.i386.src.rpmの再構築は、以下のように行う。
# rpm -rebuild xcdroast-0.98alpha9-1.i386.src.rpm |
再構築が終了したら、作成されたバイナリをインストールする。バイナリのRPMファイルは、/var/src/rpm/RPMS/i586/xcdroast-0.98alpha9-1.i586.rpm(PCによっては、i586がi386などに変わる)だ。
# rpm -ihv /var/src/rpm/RPMS/i586/xcdroast-0.98alpha9-1.i586.rpm |
インストールできたら、X-CD-Roastを起動してみる。まず、X-CD-Roastを使用するユーザーの登録や読み取り、書き込みドライブの指定などを行う。それが終わったら、CD-R/RWの作成が可能になる。使用法は、WindowsのCD-R/RWライティングソフトとほぼ同じなので、それらを使った経験があればすぐに分かるだろう。
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X-CD-RoastのCD/イメージ情報画面。オーディオCDのアルバム名などをCDDBサーバに問い合わせる機能もある(画像をクリックすると拡大表示します) |
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