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タブレットの消しゴム機能を使うには
北浦訓行
2004/5/20
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ワコムのタブレットに付属しているペンには、消しゴム機能がある。消しゴム機能とは、ペンをひっくり返してタブレット上をなぞることで線などが消せる機能だ。タブレットを使うにはで「geraser」というInputDeviceを登録したが、これが消しゴムに相当する。ここでは、GIMPを例に、消しゴム機能を使う方法を説明する。
GIMPを起動したら、[入力]ダイアログボックスの[gerase]を選択して、[モード]で[スクリーン]が選択されていることを確認する。「タブレットを使うには」を参照して設定していれば問題はないはずだ。
次に、ペンをひっくり返して消しゴムツールを選択する。そして、[ファイル]メニューの[ダイアログ]−[デバイスの状態]を選択して、[デバイスの状態]ダイアログボックスを表示する。[geraser]が消しゴムになっていることを確認して、[保存]ボタンをクリックする。
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[デバイスの状態]ダイアログボックス |
[デバイスの状態]ダイアログボックスで保存したペンの状態が、次回にGIMPを起動したときのペンの初期設定になる。これにより、ペンをひっくり返すと消しゴム機能が使えるようになる。ちなみに、消しゴムでも筆圧機能は有効だ。黒を薄くなぞればグレーになり、強くなぞれば白になる。
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筆圧を変えながら消しゴムを使った画面 |
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