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RealVideo 10のストリーミングデータを再生するには 北浦訓行 |
RealPlayerを使うにはで紹介したLinux用のRealPlayerはバージョン8.0で、RealVideo 8のコーデックにしか対応していない。最新のコーデックはRealVideo 10なので、このコーデックでエンコードされたコンテンツは再生できない。最近リリースされたRealPlayer 10をインストールすれば、LinuxでもRealVideo 10コーデックのコンテンツが再生できる。
Linux用のRealPlayer 10は、RealNetworksのWebサイト(http://www.real.com/linux/)からダウンロードできる。[Download RPM Package]をクリックして、RPMファイル(RealPlayer10GOLD.rpm)をダウンロードしたら、rootになってrpmコマンドを実行する。
# rpm -ihv RealPlayer10GOLD.rpm |
すでにRealPlayer 8がインストールされている場合は、
# rpm -Uhv RealPlayer10GOLD.rpm |
とする。
ターミナルエミュレータでrealplayコマンドを実行するか、WebブラウザでRealVideoのコンテンツをクリックすれば、RealPlayer 10が起動する。初回起動時は、設定用のウイザード「RealPlayer Setup Assistant」が表示されるので、指示に従って作業を進める。
最後に、アップデートの確認やMozillaの設定画面が表示される。そのまま[OK]ボタンをクリックすると、RealPlayer 10が起動する。これを使えば、RealPlayer 8では再生できなかったコンテンツも再生できるはずだ。
RealPlayer 10の画面 |
動作確認は、REAL.com(例えばhttp://japan.real.com/)の[リアルガイド]で行うのが簡単だろう。
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