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logrotateのテストを行うには
北浦訓行
2005/6/16
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chkrootkitのログをローテートするにはで紹介したように、ログのローテーションはlogrotateで行う。しかし、/etc/logrotate.dに作成した設定ファイルが正しく機能するか否かは、cron.daily(注)が実行されるまで分からない。
注:多くのディストリビューションは午前4時2分に実行されるようになっている。 |
logrotateには、設定ファイルをテストするモードがある。それが-dオプションだ。
# logrotate -dv /etc/logrotate.d/chkrootkit
reading config file /etc/logrotate.d/chkrootkit
reading config info for /var/log/chkrootkit.log
Handling 1 logs
rotating pattern: /var/log/chkrootkit.log after 1 days (30 rotations)
empty log files are rotated, old logs are removed
considering log /var/log/chkrootkit.log
log does not need rotating |
例えば、設定ファイルに間違いがあると、
error: /etc/logrotate.d/chkrootkit:2 unknown option 'natifempty' -- ignoring line |
のように、エラーメッセージが表示される。
なお、-dオプションを付けてlogrotateコマンドを実行した場合、ログファイルは変更されない。
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