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Project Looking Glass Release 1.0を使うには(ATI編)
北浦訓行
2007/1/11 |
Project Looking Glass Release 1.0を使うには(NVIDIA編)では、NVIDIA製GPUを搭載したPC+Fedora Core 6(FC6)環境で、3Dデスクトップ環境Project Looking Glass(LG3D:https://lg3d.dev.java.net/)を利用する方法を説明した。ここでは、ATI製(Radeonシリーズ)のGPUを搭載したPC+Fedora Core 6(FC6)環境でLG3D 1.0を使用する方法を説明する。
まず、rpm.livna.orgで公開されているATIのドライバをインストールする。livnaリポジトリのパッケージは、yumコマンドでインストール可能だ。もし、livnaをリポジトリとして登録していない場合は、TotemでMPEG動画やMP3を再生するにはを参照のこと。
livnaのリポジトリ設定が完了したら、ATIのドライバをインストールする。
# yum install kmod-fglrx xorg-x11-drv-fglrx |
インストールが完了したら、以下のように/etc/X11/xorg.confを変更する。
Section "Device"
Identifier "Videocard0"
# Driver "radeon" ←コメントアウト
Driver "fglrx" ←この行を追加
EndSection |
また、以下の3行を適当な場所(末尾など)に追加する(注)。
注:この変更をすると「Compiz」や「Beryl」などが使用できなくなるが、変更前の状態に戻すことで再度使用可能だ。 |
Section "Extensions"
Option "Composite" "false"
EndSection |
設定が完了したら、システムを再起動して、LG3D 1.0のバイナリをダウンロードする。以降の作業はProject Looking Glass 1.0を使うには(NVIDIA編)を参照のこと。
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