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	リモートでインストールを行うには（VNCリスン編） 北浦訓行 2007/2/28

　リモートでインストールを行うには（VNC編）では、Fedora Core 6（FC6）をインストールするPCにVNCで接続して、インストール作業をリモートで行う方法を紹介した。ここでは、先にVNCのクライアントを起動しておき、FC6のインストーラからクライアントに接続してインストールする方法を説明する。

　まず、クライアントとなるPCのGNOME端末から「-listen」オプションを付けてVNCクライアントを起動する。これにより、VNCクライアントはVNCサーバ（ここでは、FC6のインストーラ）からの接続待ち状態となる。

$ vncviewer -listen

　次に、FC6を導入するPCにインストールメディアを入れて起動する。初期画面で「boot:」プロンプトが表示されたら、以下のコマンドを入力して［Enter］キーを押す。「:5500」はVNCクライアントの接続ポート番号を意味する。

boot:linux vnc vncconnect=VNCクライアントのIPアドレス:5500

注：インストーラの画面では、キーボード配列が「US」になっているため「=」の入力は「^」キーで行う。また、「:」は［Shift］＋［;］で入力できる。

　しばらくすると、CDのチェックを行うかどうかを選択する画面が表示される。次に言語およびキーボードの選択、DHCPの使用の有無などを尋ねる画面が表示される。そのまま画面に従い設定を進めていくと、以下のようなメッセージが表示されてVNCクライアントに接続される。

The VNC server is running. Attempting to connect to vnc client on host IPアドレス...

　VNCクライアント側にFC6のインストール画面が表示されるのでインストーラに従い作業を進める。

クライアントに表示されたFC6のインストール画面

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