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NautilusでACLを管理するには
北浦訓行
2007/5/9 |
「POSIX ACLを使用するには」では、「setfacl」と「getfacl」コマンドによるACLの管理方法を紹介した。ここでは、ACLの管理をNautilsの[プロパティ]ダイアログボックスで行うエクステンション「Eiciel」を紹介する。
Eicielのtarボールは、http://rofi.roger-ferrer.org/eiciel/からダウンロードできる。また、各ディストリビューション向けのパッケージも用意されている。Fedora Core 6の場合は、Fedora Extrasにパッケージが用意されているので、yumコマンドでインストール可能だ。
インストールが完了したら、再ログインする。
Eicielを使用するには、設定を行いたいファイルやディレクトリを右クリックして、[プロパティ]を選択する。
表示された[プロパティ]ダイアログボックスには、[Access Control List]と[Extended user attributes]というタブが新たに追加されているはずだ。
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[Access Control List]タブ |
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[Extended user attributes]タブ |
[Access Control List]タブでは、上部のボックスでファイルのパーミッションを設定できる。そのファイルに対するアクセス権をほかのユーザーやグループに与える場合は、下のボックスから対象となるユーザー/グループを選択して、[追加]ボタンをクリックする。その際、[Also show system participants]をオンにすると、全ユーザー/グループを表示できる。
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