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Apacheのフッター情報を非表示にするには

北浦訓行
2007/9/26

 「Apacheのバージョン情報などを非表示にする」では、セキュリティの観点から、存在しないページにアクセスした際のエラー画面に、Apacheのバージョン情報などを表示しないようにする設定を紹介した。しかしこの方法では、表示される情報を最大限に抑制した場合でも「Apache Server at localhost Port 80」というメッセージだけは表示されてしまう。

httpd.confの設定を変更し「ServerTokens Prod」とした場合のエラー画面

 そこで、こうした情報が示されてしまうフッターそのものを表示しないようにする設定を紹介する。

関連記事: セキュリティ対策の「ある視点」
第1回 たった2行でできるWebサーバ防御の「心理戦」(Security&Trust)
第2回 ディレクトリ非表示の意味をもう一度見つめ直す(Security&Trust)

 rootでログインして、テキストエディタでhttpd.conf(Fedora 7の場合は/etc/httpd/conf/httpd.conf)を開く。そして、以下の行を変更する。

ServerSignature On
    ↓
ServerSignature Off

 修正が完了したらテキストエディタを保存終了して、Apacheを再起動する。

# service httpd restart

 これで、以下のようにエラー画面にフッター情報が一切表示されなくなる。

フッター情報が一切非表示となったエラー画面

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