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Apacheのフッター情報を非表示にするには北浦訓行 |
「Apacheのバージョン情報などを非表示にする」では、セキュリティの観点から、存在しないページにアクセスした際のエラー画面に、Apacheのバージョン情報などを表示しないようにする設定を紹介した。しかしこの方法では、表示される情報を最大限に抑制した場合でも「Apache Server at localhost Port 80」というメッセージだけは表示されてしまう。
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httpd.confの設定を変更し「ServerTokens Prod」とした場合のエラー画面 |
そこで、こうした情報が示されてしまうフッターそのものを表示しないようにする設定を紹介する。
関連記事: セキュリティ対策の「ある視点」 第1回 たった2行でできるWebサーバ防御の「心理戦」(Security&Trust) 第2回 ディレクトリ非表示の意味をもう一度見つめ直す(Security&Trust) |
rootでログインして、テキストエディタでhttpd.conf(Fedora 7の場合は/etc/httpd/conf/httpd.conf)を開く。そして、以下の行を変更する。
ServerSignature On |
修正が完了したらテキストエディタを保存終了して、Apacheを再起動する。
# service httpd restart |
これで、以下のようにエラー画面にフッター情報が一切表示されなくなる。
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フッター情報が一切非表示となったエラー画面 |
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