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DVDからパッケージをインストールするには(Fedora 9編)
北浦訓行
2008/7/8 |
「DVDからパッケージをインストールするには」では、パッケージマネージャ(Pirut)でDVDからパッケージをインストールする方法を説明した。しかし、Fedora 9ではパッケージ管理ツールがPackageKitに変更されたため、その方法は使うことができない。そこで、ここではFedora 9でDVDからパッケージをインストールする方法を説明する。
PackageKitには、GUIでリポジトリを追加する機能がないため、/etc/yum.repoディレクトリにfedora-dvd.repoというファイルを作成して、以下の記述を行う。
[fedora-dvd]
name=Fedora 9 DVD
baseurl=file:///media/CDROM/
enabeld=0
gpgcheck=0 |
【注意】
baseurl=の行は、システム構成によって異なる場合があるため、必要に応じてmedia/の後ろを変更しなければならない。 |
yumコマンドでパッケージをインストールする場合は、--enablerepo=fedora-dvdオプションを付ける。
# yum --enablerepo=fedora-dvd install <パッケージ名> |
PackageKitでパッケージをインストールする場合は、[システム]メニューの[管理]−[ソフトウェアの追加/削除]を選択してPackageKitを起動する。そして、[System]メニューの[Software sources]を選択して、[Software sources]ウィンドウが開いたら、[Fedora 9 DVD]の項目をオンにする。
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[Software sources]ウィンドウ |
以上で、DVDメディアからパッケージがインストールできるようになる。
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