連載
» 2008年09月25日 00時00分 公開

HTMLやStrutsに必須の“タグ”と“サブミット”の常識Webアプリの常識をJSPとStrutsで身につける(4)(3/3 ページ)

[シャムカダカ,株式会社メセナ・ネットコム]
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サンプルを動かすと……

 では、早速動かしてみましょう。連載第2回と同様に、Eclipseを起動します。次に、[プロジェクト・エクスプローラー]の「Hello」を選択して右クリックをして、[リフレッシュ]を選択します。Eclipseで[プロジェクト]の[クリーン]を選択して、Helloプロジェクトのコンパイルが完了したら、Eclipse上から「Tomcat起動」アイコン(猫マーク)を押して、Tomcatを起動してください。

 正常に起動したことを確認したら、下記のURLにアクセスしてください。

http://localhost:8080/hello/pages/Strutstag.jsp

 すると、図2のような画面が表示されます。

図2 Strutsのhtmlタグを使ったサンプル 図2 Strutsのhtmlタグを使ったサンプル

Strutsの主なhtmlタグライブラリの使い方

 では、今回のサンプルプログラムのStruts.jspで使ったタグライブラリについて、簡単に説明します。

テキストボックス<html:text>

図3 &lt;html:text&gt;タグの例 図3 <html:text>タグの例

 テキストボックスは<html:text>タグで生成します。標準のHTMLタグでいう「<input type="text">」と同様の役割です。なお、属性に「size」を付けることで、入力エリアのサイズを文字数で指定することも可能です。今回は名前の入力フォームとしても使用しています。

<html:text property="name" />

パスワード<html:password>

図4 &lt;html:password&gt;タグの例 図4 <html:password>タグの例

 パスワードのフィールドは<html:password>タグで生成します。標準のHTMLタグでいう「<input type="password">」と同様の役割です。今回使用している属性「redisplay」はfalseに設定することで、入力された内容を非表示にすることが可能です。

<html:password property="password" redisplay="false" />

テキストエリア<html:textarea>

図5 &lt;html:textarea&gt;タグの例 図5 <html:textarea>タグの例

 テキストボックスは<html:textarea>で生成します。標準のHTMLタグでいう「<textarea>」と同様の役割です。属性で「rows」や「cols」を用いることにより、行数や列数の指定ができます。

<html:textarea property="etc" />

チェックボックス<html:checkbox>

図6 &lt;html:checkbox&gt;タグの例 図6 <html:checkbox>タグの例

 テキストボックスは<html:checkbox>で生成します。今回は、チェックボックスを1つだけ使用する場合でしたが、複数のチェックボックスを使用する場合には<html:multibox>を使用します。

<html:checkbox property="check" />

ラジオボタン<html:radio>

図7 &lt;html:radio&gt;タグの例 図7 <html:radio>タグの例

 ラジオボタンは<html:radio>で生成します。ラジオボタンは、同じ「property」同士で複数連携可能です。

<html:radio property="radio" value="check" >ラジオ1</html:radio>
<html:radio property="radio" value="check2" >ラジオ2</html:radio>

ドロップダウン<html:select>と<html:option>

図8 &lt;html:select&gt;と&lt;html:option&gt;タグの例 図8 <html:select>と<html:option>タグの例

 ラジオボタンは<html:select>で生成します。<html:option>と組み合わせて、ドロップダウンの選択数を増やすことができます。また、<html:select>の属性「value」で指定した値と一致する<html:option>の「value」の値をデフォルトとして表示することが可能です。

<html:select property="select" value="Select1">
  <html:option value="Select1" >ドロップダウン1(デフォルト値)
  </html:option>
  <html:option value="Select2" >ドロップダウン2</html:option>
  <html:option value="Select3" >ドロップダウン3</html:option>
</html:select>

リンク<html:link>

図9 &lt;html:link&gt;タグの例 図9 <html:link>タグの例

 ハイパーリンクは<html:link>で生成します。標準のHTMLのリンクタグ<a>と使用方法はほとんど変わりません。

<html:link href="http://www.atmarkit.co.jp/fjava/rensai4/Webjousiki01/Webjousiki01_1.html"
  target="_blank">
  いまさら聞けない、Webアプリケーションの常識へ
</html:link>

イメージ<html:img>

図10 &lt;html:img&gt;タグの例 図10 <html:img>タグの例

 イメージは<html:img>で生成します。画像を表示するために使用します。

<html:img page="/image/img1.gif" />

ボタン<html:button>

図11 &lt;html:button&gt;タグの例 図11 <html:button>タグの例

 ボタンは<html:button>で生成します。「onclick」属性を指定することで、イベントで実行するJavaScriptの関数を指定できます。

<html:button property="noReAction"
  onclick="alert('ボタンが押されました')" />

イメージボタン<html:image>

図12 &lt;html:image&gt;タグの例 図12 <html:image>タグの例

 イメージボタンは<html:image>で生成します。画像付きのボタンで、サブミットを行いたい場合に使用します。

<html:image page="/image/img2.gif" property="imagebutton" />

サブミットボタン<html:submit>

図13 &lt;html:submit&gt;タグの例 図13 <html:submit>タグの例

 サブミットボタンは<html:submit>で生成します。属性「value」で指定した値がボタン名となります。

<html:submit value="送信"/>

標準のHTMLタグやJSPを使用するよりシンプルに

 このように、Strutsタグの使用方法は、形式の指定の違いだけでさほどHTMLの定義と変わりません。Strutsタグを使用することによって、標準のHTMLタグやJSPを使用するよりシンプルで、誰にでも分かりやすいプログラムを作成できます。

 tilesタグやbeanタグ、logicタグ、nestedタグについては今後の連載で詳細を説明していく予定です。

プロフィール

シャム カダカ
株式会社メセナ・ネットコム所属

旅行業務でStrutsを使ったWebアプリケーション開発に携わる。現在、Xoopsを使った社内ポータル構築を担当中。真のプログラマとして、新しい技術に目を向けて未来に役立てるよう努めている。

趣味はウォーキング、サッカー、バレーボール。



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