TouchDevelopの中で利用できるループには、「foreach」「for」「while」の3つがあります。今回はforeachを試してみましょう。
foreachはcollection型の要素1つずつ取得して処理ができるループ構文です。前述のcollectionを以下のように書き換えてみましょう。
collection型のstringsが定義できたら、その下の行で「foreach」をタップします。
すると、foreachのコードが記述されます。
stringsの要素に対してループを回すので、「for each e in strings do」となるように記述します。
「do」以下に処理を記述します。今回は要素を順番に表示するようにしましょう。1つずつ取り出された要素は変数 e に格納されます。なので、「e → post to wall」とします。
実行してみましょう。順番にstringsの要素が表示されます。
第1回はTouchDevelopの概要や動作デバイスそしてTouchDevelop特有のプログラミングスタイルについて紹介しました。
また今回紹介した通り、TouchDevelopは基本的なプログラミングの教材としてとても良く、TouchDevelopがプログラミング学習のとっかかりになれば幸いです。今後は、TouchDevelopらしい面白いAPIなどについても取り扱っていきます。HTML5アプリとして作っていき、TouchDevelopはアプリをそのままWindowsストアに出店できるので、出店するまでを解説していきます。
次回はTextBoxやButtonなどといったUIに作成、TouchDevelop上で公開されているさまざまなリソースの利用方法を紹介します。
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