「IT業界の人は決まった時間に出社しなくてもいい」「週5日、働かなくてもいい」「そもそも、会社に行かなくてもいい」――このウワサ、うそ? ホント?
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IT業界就活のイロハを解説する本連載、前回、前々回と2回に分けて、「IT業界就活の超基本」をお伝えした。
学生諸君の中には、テクノロジーを駆使した自由な働き方に憧れている人も多いだろう。IT業界なら、働く場所や時間などに縛られない“ナウい”働き方を手に入れられるだろうか。
「就活のトリセツ」第9回は、「IT業界のワークスタイル」を解説する。
「ワークライフバランス」重視の時代。さまざまな「新しい働き方」を導入する企業が、近年増えている。給料は簡単には上げられないが、新しい働き方で社員の生活向上を実現しようということだ。
働く側も、「仕事内容」「待遇」に次ぐ第三の軸として「働き方を基準に」仕事を選ぶ人が増えている。さらに、国の機関も、こぞって新しい働き方を推進しようと支援している。
新しい働きの方の1つが、「テレワーク」だ。
情報通信機器などを活用し、時間や場所の制約を受けずに柔軟に働く勤労形態で、こうした働き方をする人を「テレワーカー」と呼ぶ。
総務省は、テレワークの意義・効果として下記を定義している。
仕事と生活の両立を図ること、育児や介護など多様な理由で働くことが厳しい弱者を支援することなど、いいことずくめで、厳しい労働環境から国民を救う「切り札」という位置付けなのだ。
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