本連載では、バージョン管理システム「Git」とGitのホスティングサービスの1つ「GitHub」を使うために必要な知識を基礎から解説しています。今回は、GitHub Issuesの基本的な使い方について、イシューの作成、更新、削除の手順、一覧ページの見方などを紹介します。
本連載「こっそり始めるGit/GitHub超入門」では、バージョン管理システム「Git」とGitのホスティングサービスの1つ「GitHub」を使うために必要な知識を基礎から解説していきます。具体的な操作を交えながら解説していきますので、本連載を最後まで読み終える頃には、GitやGitHubの基本的な操作が身に付いた状態になっていると思います。
前回の記事「GitHubを使うなら最低限知っておきたい、プルリクエストの送り方とレビュー、マージの基本」では「プルリクエスト」の基本機能や手順について解説しました。連載第11回目の今回は「イシュー(Issues)」(課題)に対する基本操作を解説します。
GitHub Issuesを使うことで、開発者のタスク管理やコミュニケーションがしやすくなります。
本稿で解説する作業は、前回までの記事で作成したGitHub上のリポジトリをベースに進めていきます。リポジトリを作成する作業をまだ行っていない場合は、前回までの記事を読みながら準備を進めてみてください。
イシューを作成してみましょう。GitHub上のリポジトリページを表示し「Issues」タブをクリックします。
イシューの一覧ページが表示されました。「New issue」をクリックします。
イシュー作成ページを表示できました。
ページの構成は以下のようになっています。前回記事で扱った「プルリクエスト作成ページ」と同じような構成ですね。
今回は架空の「音楽プレイヤーアプリ」のタスクを例に、イシューを1件作成していきます。
今回は例として「音楽再生画面という画面を1つ追加する」という「新機能追加タスク」をイシューにしてみることにします。
タイトルとして「音楽再生画面の作成」を設定します。
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