北海道編:冬場の運転は「エゾ××」に注意!――札幌で働くエンジニアのオンとオフITエンジニア U&Iターンの理想と現実(33)(1/3 ページ)

オンは通勤20分、オフは車で積丹半島へ――ご当地ライターが、リアルな情報をつづる「UIターンの理想と現実」。北海道編パート2は、IT企業につとめる筆者の1日と北海道の産業動向をお伝えいたします。

» 2017年12月04日 05時00分 公開

 北海道にUターンをした「メリディアン・メディカルサービス」の川喜田です。

 U&Iターンの理想と現実 北海道編、前回は北海道で働くための基礎情報――求人数、収入、家賃や生活費の目安などを解説しました。今回は北海道で働く私の1日や、北海道の産業をお伝えします。

一面のラベンダー畑(筆者撮影 以降も全て)

 私は現在、北海道で働く方々の仕事を宣伝したり、業務効率化のサポートを行ったりしています。

 具体的には、Webやロゴ作成、パンフレットや宣伝用の広告作成。また、IT環境の整備やPCのトラブルサポートなど、お客さまが自らの仕事に専念できる環境作りのお手伝いもしています。

 クライアントの業種は、医療関係企業や地域のクリニック、町の工務店、建築事務所などさまざま。道内企業が多いのですが、IT関連のサポートは何処にいても行えますので、関東や関西など遠方からの依頼を受けることもあります。

 ただし「北海道内であれば近い」というわけではなく、稚内や根室は札幌から高速で5〜6時間もかかります。移動という点では、実は本州よりもずっと大変です(笑)。

オンとオフの1日の過ごし方

 私の、オンとオフの1日の過ごし方を紹介します。

ウイークデー

 私の通勤時間は、車で20分位です。札幌市内在住者の通勤時間は、地下鉄やバスなど公共機関を利用して、片道30分〜1時間程度です。

 雪が降る冬は通勤時間が普段よりも長くなります。しかし、札幌市内は地下街が発達しているため、最寄り駅から職場までほぼ地下を通って通勤できるケースもあります。

 わが社の勤務開始時間はAM9時。Webサイトやデザインの作成をしたり、宣伝用の広告やパンフレットなどの印刷物の作成を行ったりするデスクワークがメインの仕事です。営業に出ることもあれば、PCのトラブルサポートで直接企業を訪問することもあります。

 近所に飲食店が多いので、ランチは外食が多めです。

ホリデー

 休日は、ドライブがてらおいしい物を食べに遠出します。毎年夏になると、ウニ丼を食べに積丹半島に行きます。

 「積丹のウニは日本で1番おいしい」と私は思います。「早く来年の7月にならないか」と今から待ち遠しくて仕方ありません。

 冬はよく温泉に行きます。露天風呂で降り積もった雪を眺めるのは最高に幸せで、心身ともにリフレッシュできます。道中、道の駅で地元ならではの名産品をつまんだり、お買い物したりするのも楽しみの1つです。北海道は食材1つ1つの質がとても高く、通り掛かりのお店にふらっと入っても、想像以上においしいということがよくあります。

 きれいな景色とおいしい食べ物に囲まれ、休日は十分過ぎるほど癒やされています。

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