ドラクエなどのRPGでは、攻略のヒントを得るためにある場所に通います。それは現実世界でも同じです――「ITエンジニア U&Iターンの理想と現実」長崎編第2回は、五島で働くフリーランスエンジニア兼ラーメン屋の日常と人脈構築法を紹介します。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
こんにちは! 長崎県の西端に位置する長崎県五島市に在住の、フリーランスエンジニア兼、ラーメン屋の志田山修平(シダヤマシュウヘイ)です。
「ITエンジニア U&Iターンの理想と現実:長崎編」、前回は私が五島に移住するまでの経緯と、五島でのリモートワークの様子をお伝えしました。
今回は五島での「生活」を紹介します。
五島では、自然を相手にした遊びを楽しみながら、日々の生活を送れます。
五島は島の四方が海に囲まれていて、年がら年中何かしらの魚が釣れる「釣りの聖地」と呼ばれる島です。イカの王様と名高いアオリイカ(水イカ)は年間通して釣れますが、中でも春には1キロ超えの大物を釣れます。
「仕事の合間にこんな大物を釣れる五島ってすごいな」と、よく思います。釣りが好きで、リモートワークできる仕事の方には、五島は天国のような島だと思います。
夏は五島を満喫できる最高の季節です。島の至る所にきれいな海があり、福江市街から車を10分も走らせれば、最寄りの海水浴場に行くことができます。
「日本の渚100選」に選ばれた「高浜海水浴場」は、福江市街から車で45分ほど。海水浴にはもってこいですし、シーズン中はパラセーリングやバナナボートなどを楽しめます。市街から車で20分ほどの「大浜海水浴場」では、サップやウェイクボードのアクティビティーを楽しめます。
夏以外の季節のアクティビティーといえば、キャンプです。五島は山もあり自然が豊かなので、アウトドアにもってこいなのです。寒い時期は虫が少なく快適にキャンプをできますし、星空がとてもきれいなのです。
五島は、自然以外はほとんど何もなくて、不自由することがたまにあります。24時間開いているコンビニエンスストアは数件しかありませんし、欲しいものが島内になくて本島に行かなければ手に入らないことも多々あります。でも普通に生活する分には、特に不自由はありません。
むしろこの「何もない」ところが、五島の自然を楽しむ要素の一つになっている、と私は思います。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.