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» 2021年09月14日 05時00分 公開

すぐ分かる、よく分かる「Windowsの品質更新プログラム入門」〜2021年版〜企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内(108)

2021年後半にリリース予定のWindows 11を含めて、Windowsの毎月の品質更新プログラムについてまとめます。

[山市良,テクニカルライター]

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企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内

2020年7月以降の品質更新プログラムのリリースサイクルとは

 Microsoftはサポート期間中のWindows/Windows Serverに対し、毎月1回以上の「品質更新プログラム(Quality Update)」をリリースします。Windowsと.NET Frameworkの品質更新プログラムは「累積更新プログラム(Cumulative Update)」と呼ばれ、以前の累積更新プログラムの内容に新たなセキュリティ修正とバグ修正を含みます。品質更新プログラムでは、仕様変更や新機能の追加が行われることもあります。

 Microsoftは2020年3月以前まで、サポート対象のWindows/Windows Serverに対し、毎月2回以上(それぞれ「B」「C」「D」リリースと呼ばれていました)リリースしてきましたが、2020年4月からは(COVID-19の影響により)月に1回に縮小し、2020年7月からは現在につながる新しい形で再開しました。

 ただし、再開当時とはサポート対象のWindowsのバージョンが少し変わっています。また、2021年後半には「Windows 10」の次の製品として「Windows 11」の登場が控えていますが、品質更新プログラムについてはWindows 11にも現在の形が適用されることになります。そこで、あらためて品質更新プログラムの種類とリリース時期、提供対象をまとめました。今回は、以下のMicrosoft公式ブログの内容を補うものでもあります。

 なお、最大3年のセキュリティ更新を受けることができる「拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)」の対象となっている「Windows 7」「Windows Server 2008」「Windows Server 2008 R2」については今回の説明に含めません。

定例のセキュリティ更新(Bリリース)

 サポート期間中の全てのWindows/Windows Serverバージョンには、毎月1回、米国時間の「第2火曜日」に累積更新プログラムがリリースされます。日本は時差の関係でその翌日(その月が水曜日始まりの場合は第3水曜日、そうでない場合は第2水曜日)に利用可能になります。古くから「Update Tuesday」や「Patch Tuesday」と呼ばれてきたこのタイミングでのリリースは、現在は「Bリリース」(第2という意味での“B”)と呼ばれることが一般的になりました。

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