「まだTelnetを使い、インターネットに公開している企業がある」 ExtraHopが警告最も多く公開されていたプロトコルはSSH

ExtraHopは、サイバーセキュリティ体制に関するレポート「ExtraHop Benchmarking Cyber Risk and Readiness」で、多くの企業がSMBやSSH、Telnetといったプロトコルをインターネットに公開している状態だということを明らかにした。

» 2022年08月15日 12時18分 公開
[@IT]

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 ExtraHop Networksは2022年8月10日、サイバーセキュリティ体制に関するレポート「ExtraHop Benchmarking Cyber Risk and Readiness」で、多くの企業がSMB(Server Message Block)やSSH(Secure Shell)、Telnetといったプロトコルの通信をインターネットに公開している状態であることを明らかにした。

画像 ExtraHop NetworksのWebページから引用

 同社は「意図的であれ、偶発的であれ、こうしたプロトコルを通じてサイバー攻撃者によるネットワークへの侵入が容易になり、企業に対する攻撃リスクが増大する」と警告している。

非推奨のTelnetだが、12%の企業が利用

 このレポートは、ExtraHop Networksが世界の企業のIT環境を分析して、開いているTCP/IPポートと、インターネットに公開されている通信プロトコルを観点に、企業のサイバーセキュリティ体制を調べたもの。それによると、企業が公開しているプロトコルとセキュリティには幾つかの特徴があるという。

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