Microsoftが無償提供している「Windows Sysinternals」のプレゼンテーション向けユーティリティー「ZoomIt」に、新たにMP4対応の録画機能が搭載されました。Windows 10やWindows 11には録画機能を持つ「Xbox Game Bar(ゲームバー)」アプリが標準搭載されていますが、「GUIがうるさい」「使いにくい」「余計な機能ばかりな気がする」と感じているならば、最新のZoomItをぜひお試しあれ。
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例えば、プレゼンテーション中に実機を用いてデモンストレーション(デモ)する場合、その操作を事前に録画しておけば、デモの失敗を心配したり、操作に手間取って時間がかかってしまったりといったことを避けることができます。
「Windows 10」および「Windows 11」に最初からインストールされている「Xbox Game Bar(ゲームバー)」アプリ([Windows]+[G]キーで起動)を使用すると、アプリのウィンドウ単位での画面表示や操作をMP4形式のファイルに保存(オプションで音声を含めて)することができます。名前が示すように、このアプリは録画やキャプチャー専用のツールではなく、「Xbox」ゲームとの連携機能が多数搭載されていて、ただ録画したいだけという場合には大げさ過ぎるかもしれません(画面1)。
この録画機能は、ゲームを録画し、「ゲームクリップ」として保存するような表現がされているため、アプリの表示や操作を録画するという目的は達成できても、何だか変な感じがするかもしれません。また、録画対象はアプリ(Xbox Game Barを呼び出したときにアクティブだったアプリのウィンドウ)であり、Windowsの「デスクトップ」や「エクスプローラー」を対象にできないという制限もあります。さらには、コンピュータで利用可能なグラフィックス機能によっては、録画ができない場合もあります(例えば、「リモートデスクトップ接続」の表示内では録画できません)。
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