Microsoftは2023年2月末から西日本リージョンで新たに複数のデータセンターを稼働開始し、Azureのサービス提供を開始しました。新たに稼働を開始したデータセンターは、既存のデータセンターと併せて、Azureの可用性ゾーンの要件を満たしたものになっており、近い将来、西日本リージョン内での可用性ゾーン機能に対応する予定です。
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Microsoftは2014年2月から、当時としては他のクラウドベンダーに先駆けて、日本国内において「東日本」「西日本」のペアリージョン構成でMicrosoft Azureのサービスを提供しています。
東日本、西日本リージョンのどちらも主要なサービスを提供していますが、これまではより多くのサービスが東日本リージョンでサポートされ、西日本リージョンでは利用できないサービスやAzure仮想マシンシリーズが存在しました。
例えば、東日本に主軸を置く多くの企業は、東日本リージョンのサービスをメインで利用し、西日本の拠点のために西日本リージョンのサービスを利用したり(利用可能な場合)、災害対策(DR)のレプリケーション先として西日本リージョンを選択したりするといった使い方をしているのではないでしょうか。
東日本リージョンと西日本リージョンの機能や提供サービスの違いについては、以下のサイトで確認できます(画面1)。
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