IT用語の基礎の基礎を、初学者や非エンジニアにも分かりやすく解説する本連載、第10回は「ブロックチェーン」です。ITエンジニアの学習、エンジニアと協業する業務部門の仲間や経営層への解説にご活用ください。
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ブロックチェーンとは、ネットワーク上のコンピュータ同士を接続して取引履歴を分散的に記録し、データを鎖のように連結して保管する技術のことです。
一般的な情報システムでは中央集権型の方式でデータを管理しますが、ブロックチェーンではネットワークを構成するコンピュータに同じデータを分散して共有し、データの一貫性を確保します。このような方式を「分散型台帳技術」といいます。
ブロックチェーンは2008年にsatoshi nakamotoという匿名の人物(またはグループ)が公開した「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」という論文の中で、仮想通貨ビットコインを支える分散型台帳技術として発表したことが起源とされています。
ブロックチェーンには「パブリック型」「コンソーシアム型」「プライベート型」といった種類があります。
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