ISMS、暗号化、認証方式 国内と海外で「クラウドサービスのセキュリティ」はどれだけ違う?アシュアードがクラウドサービスのセキュリティ対策状況を調査

アシュアードは、クラウドサービスのセキュリティ対策状況に関する調査結果を発表した。それによると国内も海外も、預託データへのアクセスや特権アカウントの利用などのモニタリング実施率が8割を超えていた。

» 2023年12月21日 08時00分 公開
[@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 アシュアードは2023年12月20日、クラウドサービスのセキュリティ対策に関する調査結果を発表した。これは、国内と海外のクラウドサービスにおけるセキュリティの対策状況を調査して、その傾向を分析したもの。なお、国内と海外は「準拠法が日本法かその他の国の法か」という基準で分けている。

日本はIPアドレス制限の実施率が高い

 「ISMS」(Information Security Management System)の「ISO/IEC 27001」を取得しているクラウドサービスの割合は、海外の50.7%に対して国内は60.2%と高かった。だが、「SOC2」(Service Organization Control Type 2)を取得している割合は、海外の59.2%に対して国内は8.6%著しく低かった。

画像 ISMS、SOC2の取得状況(提供:アシュアード

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。