「165日→30分」に短縮 「1万9000人の全社RAG」 大企業が明かすAI共通基盤のリアル今週の「@IT」よく読まれた記事“10選”

@ITで公開された記事の中から、特に注目を集めた10本をランキング形式で紹介します。何が読者の関心を引いたのでしょうか。

» 2026年07月25日 08時00分 公開
[@IT]

 生成AIの普及を機にエンジニアには従来のフレームワークや職能の再定義が求められている今、UI(ユーザーインタフェース)の在り方や、エンタープライズでの大規模RAG(検索拡張生成)基盤やAI活用による開発効率化事例が大きな注目を集めました。また悪用成功率が極めて高いLinuxカーネルの新たなゼロデイ脆弱(ぜいじゃく)性など、技術の進化とともに現場のエンジニアが直面する変化や課題を掘り下げる記事に高い関心が寄せられました。

 本稿では2026年7月6〜12日に「@IT」で公開された記事の中で、特に注目を集めた10本を、記事へのアクセスや反応を基にランキング形式で紹介します。

1位:「設計とデザインを分けた瞬間、UIは詰む」 ユーザー視点で見直す“エンジニアの画面デザイン”

エンジニアとして画面をデザインしてみたものの、「なぜかパッとしない」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。実は、デザイナーとエンジニアの違いはセンスではなく、考え方や手順の違いが大きいのです。本稿では、デザインに苦手意識のあるエンジニアの方でもすぐに実践できる魅力的な画面づくりのヒントをお届けします。

2位:「165日→30分」「開発効率ほぼ2倍」、JALデジタルと三井住友カードが語ったAI時代の共通基盤

生成AIを開発に取り入れる動きが加速する中、開発基盤見直しの必要性も高まっている。JALデジタルは165日を最短30分に、三井住友カードは開発効率を体感2倍に高めた。その背景にある共通の考え方とは。

3位:1万9000人が利用するソフトバンクの「全社RAG基盤」 構築の泥臭い舞台裏

AI活用で激突する「現場の利便性」v.s.「会社の安全性」。RAGの乱立に直面したソフトバンクが、ガバナンスをシステムに組み込み、数万時間相当の業務削減効果(社内の試算による)を達成した「全社RAG基盤」構築の舞台裏と、そこから得られた気付きを共有します。

4位:悪用成功率99%、Linuxカーネルに新ゼロデイ「Bad Epoll」が見つかる

成功率は約99%。Linuxカーネルで見つかった新たな権限昇格の脆弱性は、極めて短い競合タイミングにもかかわらず、高い確率でroot権限を奪えることが実証された。さらに、この脆弱性はAndroidにも影響する可能性があるという。

5位:AIコーディングの「ループ」4種類を完全入門 Anthropic公式が分かりやすく整理して解説

Anthropicが、Claude Codeにおける「ループ」を4種類に整理して解説した。AIコーディングで何をAIに任せ、どこで止めるべきかを、初心者にも分かるようにかみ砕き、筆者なりの視点も添えて紹介する。

6位:「ドキュメント? ないよ」「レガシーシステム保守でキャリア詰む」悲しい情シスの実態

NTTデータビジネスブレインズが情シス実務担当者を対象に、レガシーシステムについてのアンケート調査を実施した。8割以上が「可能な限り触りたくない」と感じるシステムが存在すると回答し、レガシーシステム運用に対する負担感が明らかになった。

7位:NVIDIAとMicrosoftが示した「新世代Windows PC」 x86ではない“Arm版”の姿とは

NVIDIAとMicrosoftは、Armベースの新型チップ「NVIDIA RTX Spark」を発表した。AIエージェントをPC上で安全に実行することを前提に、Windows搭載PCの新たな方向性を示したものだ。

8位:「生成AIをもう手放せない人」が約6割 逆に“使わなくなったもの”1位は?

ICT総研の調査では、生成AIサービスが使えなくなると困ると答えた人は約6割に上った。生成AIサービスが日常的なツールとして定着する一方で、利用頻度が減ったものもあるという。それは何なのか。

9位:PHP利用者は見逃し厳禁 TLS通信でサービス停止を招くHigh脆弱性を修正

PHPに高危険度の脆弱性が見つかり、修正版が公開された。問題はTLS接続時のエラー処理にあり、特定の環境ではHTTPS通信の失敗をきっかけにサービス停止に発展する恐れがあるという。

10位:エンジニアの雇用は激変、だが「AIによる人員縮小」は真実の一部に過ぎなかった

AIが技術系人材の雇用減につながるという報道も見られるが、Linux Foundationが公開したレポートで、それは必ずしも技術職全体の状況には当てはまらないことが見えてきた。



 生成AIをはじめとする先端技術の隆盛に伴い、開発プロセスや組織の在り方は大きな転換期を迎えています。変化の激しい現代だからこそ、確かな知識と柔軟な視点を持ち、最新の技術動向を継続的にキャッチアップしていくことが重要です。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

その「AIコーディング」は本当に必要か?
Microsoft & Windows最前線2026
4AI by @IT - AIを作り、動かし、守り、生かす
ローコード/ノーコード セントラル by @IT - ITエンジニアがビジネスの中心で活躍する組織へ
Cloud Native Central by @IT - スケーラブルな能力を組織に
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。