Linux Tips |
 |
ログイン時にアプリケーションを常駐させるには
北浦訓行
2008/1/16 |
「システムトレイにアプリケーションを常駐させるには」で常駐させたアプリケーションは、ログアウトによってクリアされてしまい、再ログインしても自動的には常駐してくれない。そこで、Fedora 8でAllTrayを使用して、ログイン時にアプリケーション(ここではFirefox)を常駐させる方法を説明する。
AllTrayがインストールされていない場合は、yumコマンドでインストールする。
次に、[アプリケーション]メニューの[アクセサリ]−[テキスト・エディタ]を選択して、geditを起動する。そして、以下の記述を行う。
#!/bin/bash
alltray firefox & |
ツールバーの[保存]ボタンをクリックして、ホームディレクトリに「.firefox-start.sh」という名前で保存して、geditを終了する。
続いて、[アプリケーション]メニューの[システムツール]−[端末]を選択して、以下のコマンドを実行する。
$ chmod +x .firefox-start.sh |
ここで、ファイルが正しく作成されているかどうか、以下のコマンドを実行して確認する。システムトレイにFirefoxが格納されれば、ファイルが正しく作成されている。
最後に、[システム]メニューの[設定]−[ユーザ向け]−[セッション]を選択する。[セッション]ウィンドウが表示されたら[追加]ボタンをクリックして、[新しく自動起動するプログラム]ダイアログボックスの[名前]ボックスに「Firefox Start」、[コマンド]ボックスに「/home/<ユーザー名>/firefox-start.sh」と入力して[OK]ボタンをクリックする。
![[ユーザ]パネル](/flinux/rensai/linuxtips/image/a076_01.gif) |
[新しく自動起動するプログラム]ダイアログボックス |
[セッション]ウィンドウに、設定した[Firefox Start]の項目が作成されていることを確認したら、[閉じる]ボタンをクリックして[セッション]ウィンドウを閉じる。
![[ユーザ]パネル](/flinux/rensai/linuxtips/image/a076_02.gif) |
[Firefox Start]の項目が作成された[セッション]ウィンドウ |
以上で、再ログイン時にも自動的にFirefoxがシステムトレイに格納されるようになる。
Linux Squareフォーラム Linux Tipsカテゴリ別インデックス |
Linux & OSS 記事ランキング
本日
月間