@IT|@IT自分戦略研究所|QA@IT|イベントカレンダー+ログ | ||
Loading
|
@IT > [2004年9月近況レポート] IPA未踏プロジェクト 開発者アンケート |
企画:アットマーク・アイティ
営業企画局 制作:アットマーク・アイティ 編集局 掲載内容有効期限:2005年10月31日 |
|
|
IPAの「未踏ソフトウェア創造事業」に採択された開発者らはどのような考えで開発プロジェクトを進めているのか。開発のロードマップや開発に対する考え、姿勢をアンケートで聞いた。お答えいただいたのは「XAAフレームワークの拡張」の開発者である株式会社ロジックデザインつくば開発センター主任の大崎洋平氏 ――開発はいつまでをお考えですか。具体的な終了日のご予定はありますか。 大崎氏 特に決めておりません。現状では実現したい機能のアイデアがたくさんあって、いつまでに終わるというのは決められない状態です。仮にいま考えられるすべての機能を実装したとしても、使われていくなかで得られたフィードバックをもとに新しい機能のアイデアが出てきたり、ここはこうしたほうがいいということが出てくると思います。開発は発展的に継続していくと思います。 ――開発がどういう段階になったら、終了にしようとお考えでしょうか。 大崎氏 終わりがあるとすれば、私が力尽きたときでしょう。
――どのようなお考え、きっかけで開発の方向性や新機能の実装を決めますか。 大崎氏 基本的なアイデアとして、MVCのM(モデル)の部分にXMLを用いて、モデルを構築するための枠組みを与える、ということがあります。このアイデアはいろんなことに応用できます。どのように応用できるかは、普段の開発の中で思いついたことをアイデアとして書き溜めています。こうしたアイデアの中から実現できそうなもの、有益そうなものから実装しています。 現状では、まず使える開発環境を目指しています。使える開発環境にするには何が必要かという観点から実装する機能を決めています。ただし、未踏ソフトウェアとしては、先進的な機能も提案しています。ここの部分は支援を頂いてやっていることですのでキチっとやっていきたいと思っています。 ――これまでの開発で予定していたロードマップを大きく変更したことはありますか。それはどのようなことがきっかけとなりましたか。 大崎氏 あまり計画性がないので、結構計画を変更することが多いですね。大体は、予定通りの期日に終わらないので、この機能とこの機能は削って次のフェイズで……みたいな感じです。
|
|