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@IT > [2004年9月近況レポート] IPA未踏プロジェクト 開発者アンケート |
企画:アットマーク・アイティ
営業企画局 制作:アットマーク・アイティ 編集局 掲載内容有効期限:2005年10月31日 |
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IPAの「未踏ソフトウェア創造事業」に採択された開発者らはどのような考えで開発プロジェクトを進めているのか。開発のロードマップや開発に対する考え、姿勢をアンケートで聞いた。お答えいただいたのは「風博士」の開発者である池添浩之氏 ――開発はいつまでをお考えですか。具体的な終了日のご予定はありますか。 池添氏 個人的には次期WindowsであるLonghornが登場するまでは開発を続けていくつもりです。もちろん、オープンソースなので私が開発を止めても引き継ぐ人がいれば続くと思います。 なぜ次期Windowsが関係あるかというと、マイクロソフトが新しいブラウザ像を次期Windowsでみせてくれるんじゃないかと期待しているからです。 ――開発がどういう段階になったら、終了にしようとお考えでしょうか。 池添氏 上で答えたとおりです。もともとの開発動機の1つに、使い易いブラウザがない、というのがあって、マイクロソフトがそのようなブラウザを出してくれたら、自分のやるべきことは終わりかなと思っています。 ――開発期間中のマイルストーンとなる機能の実装やバージョンアップはどのような内容でしょうか。またそのマイルストーンは開発中のどのくらいの時期を目標にしていますか。 池添氏 基本的には毎月29日リリースです。大きな機能追加があった時には、メジャーバージョンアップ扱いにしています。未踏期間中の大きな機能追加は、サムネイルインターフェイスとレンダリングエンジン切り替えの2つを予定しています。 ――どのようなお考え、きっかけで開発の方向性や新機能の実装を決めますか。 池添氏 基本的には開発初期の段階で出たアイデアを徐々に実装している段階です。それ以外にも、他人から面白いアイデアをもらった時には、真っ先に実装したいとも思っています。ただ、いままでは、一度しかそういうことはありませんでした。 ――これまでの開発で予定していたロードマップを大きく変更したことはありますか。それはどのようなことがきっかけとなりましたか。 池添氏 毎月のリリース以外にロードマップらしきものを提示していないので変更ということはありえないんですが、20カ月ほど毎月リリースが続いているので、開発は順調なんだと思います。
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