Gitのブランチの本格的な運用をサポートするツールとして「git-flow」があります。Source Treeはgit-flowで扱うブランチにも対応しており、玄人向けにも満足のいく機能を提供しています。
以上、紹介してきた通り、SourceTreeは非常に直観的で使いやすいツールであることが分かったと思います。
ところで、Google Trendsの国別の検索結果をSourceTreeとSourceTree以外でよく利用されているTortoiseGitで比べると面白い結果となっています。
SourceTreeは米国を中心に検索が多いですが、TortoiseGitはアジア、ロシアを中心に検索が多いのが対照的です。
TortoiseGitは、すでに多言語化されていますが、SourceTreeはWindows版はGUIのメッセージが英語にしか対応していないためだと思われます。アジア圏でも日本だけSourceTreeの検索数が多いのは、最新技術に目がない日本のIT技術者の特性の表れと言えるでしょう。
Mac OS X版は、すでに多言語化されており、日本語環境であれば日本語で表示されます。
今後Windows版のSourceTreeが他の言語にも対応されれば、さらにSourceTreeの占める割合が多くなっていくのではないでしょうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.