起動した「プロジェクトブラウザー」で「新規のプロジェクト」を選択する(図10)。
次に、プロジェクトの保存場所とプロジェクト名を入力する。今回は、プロジェクト名は「FirstSample1」とした(図11)。
図11から、「デスクトップ/コンソール」、「スターターコンテンツがありません」を確認し、「プロジェクトを作成」ボタンをクリックする。「スターターコンテンツがありません」のところを、「スターターコンテンツを伴う」を選択すると、図12のようにビューポート内に、すでにデフォルトの部品が配置されて表示される。
最初の画面では、部品は不要なので「スターターコンテンツがありません」で起動する方がいいだろう。
すると、「プロジェクトの作成中」というプログレスバーが表示された後、「FirstSample1」プロジェクトが表示される(図13)。
この図13の表示された画面が「レベルエディター」という画面だ。この「レベルエディター」画面内で次回以降、いろいろな作業を行っていく。
UEの公式サイトでは日本語のドキュメントも整備されている(図14)。
また、UnityユーザーのためにUE4との違い(用語、画面、ゲームの作り方など)を解説したページも用意されているので、本連載の読者は参考になるだろう。
動画のチュートリアルも用意されている。英語による解説だが、手順を見るだけでも勉強になるだろう(図15)。
今回はここまでだ。次回は、今回作成した「FirstSample1」のプロジェクト内でマテリアルを作成して、色の付いた「ボックス」を表示させる方法を解説する。お楽しみに。
薬師寺国安事務所代表。Visual Basicプログラミングと、マイクロソフト系の技術をテーマとした、書籍や記事の執筆を行う。
1950年生まれ。事務系のサラリーマンだった40歳から趣味でプログラミングを始め、1996年より独学でActiveXに取り組む。
1997年に薬師寺聖とコラボレーション・ユニット「PROJECT KySS」を結成。
2003年よりフリーになり、PROJECT KySSの活動に本格的に参加。.NETやRIAに関する書籍や記事を多数執筆する傍ら、受託案件のプログラミングも手掛ける。
Windows Phoneアプリ開発を経て、現在はWindowsストアアプリを多数公開中。
Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev (Oct 2003-Sep 2012)。
Microsoft MVP for Development Platforms - Windows Phone Development(Oct 2012-Sep 2013)。
Microsoft MVP for Development Platforms - Client Development(Oct 2013-Sep 2014)。
Microsoft MVP for Development Platforms-Windows Platform Development (Oct 2014-Sep 2015)。
『Unity4.x アセット活用術: Asset Storeから落としたAssetを自分の作品の中で使用する方法』(Kindleストア)
『Unity4.xプログラミングTips集: Asset StoreからインポートしたAssetの使い方を徹底解説』(Kindleストア)
『Unity Scriptの基本+Unity Script Tisp集』(Kindleストア)
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『Unity4.x入門+プログラミングTips集: 初心者から中級者対応。Assetの使い方を徹底解説』(Kindleストア)
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